【BL系短編集】ベイブレードバースト 神 超ゼツ

クオン×右京×シャカ　揺れる恋心2 ページ7

「なぁお前」

急にクオンの顔がずいと近付いてきた

「な、な、何です？///」

「そのピアス、俺のと一緒だな。シャカから貰ったんだ？」

「ええ、まぁ･･･」


だがそれはシャカの武術仲間 好敵手の

ソン・ルーウェイと言う男からの土産

中国の上質な珊瑚らしい


シャカは「俺は興味ないから、右京、使うか？」

その一言が嬉しくて･･･

でも目の前にも同じものがある

「貴方のも･･･ですか？」

「まぁ珍しかったからな」

「でもナゼ片耳なんです？」

そう尋ねると彼は一歩二歩とにじり寄ってくる

「な！//」

壁に追い詰められると

ドンっと両腕を壁に押し付け

左右の逃げ道を塞がれた

「それで私が動けないとでも？･･･ッ！」

両脚の間に彼の膝が当たる

「隙だらけじゃん

影踏みの右京･･･じゃなかったの？」

「ッ！///」

「クククッやっぱ お前面白いな」

そう言うとクオンは右京の左耳のピアスを撫でる

「ッ！//」

「へぇ、耳弱いんだ」

「///な、何です急に！」

「いや、お前は何で二つもつけてているんだ？」

「それは貴方には関係ありません！！」


そう言うと彼はスっと体を離す

「？」



勿論言えるはずはない


なのに彼は全て見透かしたかのように


「ふぅん、好きな奴とお揃いにしたかった･･･とか？」

と笑った

「ッ！」

鼓動が早くなるのがわかる

「ま、今は俺とお揃いだけど･･･イヤか？」

「そ、それは･･･////」

「イヤじゃないんだ？」

そう言うと右京の顎をクイと持ちあげ

Chu

軽いキスをすると

耳まで真っ赤になる姿が可愛い

「やっぱおもしれぇ 気に入った！！」

クオンはニヤリと笑ってその場を後にした


「おーいシャカ、俺やっぱ、道場に戻るわ」

「！！！」

右京の波乱の日々が始まった


〜Fin〜


右京はどっちを選ぶんでしょうね？

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