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十三。 ページ14

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ジャンケンの結果は蒼真さんの勝ち。



「ホントにいいの、?」


『はい!大丈夫です!』



正直、大丈夫ではない。。
帰り道にあるコンビニは小規模だからこの時間には完売している。

いつもだったら
"しょうがない、明日他の本屋さん行くか"
ってなるんだけど、今回は今日読めるのを楽しみにしていたからショックが大きい。


今からでも少し遠いけど他の本屋さん行こうかな



「A、カフェ来る?」


『え?』


「おれこれからバイトなんだけど、その間にカフェで読む?」


『いや、でも、

いいんですか、?』


「もちろん!譲ってもらっちゃったし

それに、Aが好きなやつ今めっちゃいいところだもんね!」

この後時間ある?なんて。



この人は、

『時間あります、!もし蒼真さんが良ければカフェお邪魔して読みたいです!』


「じゃあ行こ!」


『はい!』



前に少し話した程度なのに私のハマっている作品まで覚えてくれている。

蒼真さんは、お顔はもちろんのこと、スタイルも良いしオシャレだし明るくて、さらに優しい。
誰とでもすぐに打ち解けられるコミュニケーション能力も持ち合わせていて、そしてなにより笑った顔が本っ当に可愛らしい。


こんなの、惚れてまうやろ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

なんて。


でも、好きな人がいなかったら本気で好きになってるくらいとても素敵な人だ。



「お買い上げありがとうございました。」


「行こ、A!」

『蒼真さん買った本また忘れてます!!』


「、、ッ!」

『んふふ』



少しドジなところも可愛い

.
.



『私、本当はジャンケン負けたとき結構ショックでした』


「やっぱりAに渡そうか?」


『いやいや、!そんなつもりで言ったんじゃなくて

蒼真さんがカフェで読む?って聞いてくれたときすごく嬉しかったって言いたくて』


「先週すごくいいとこで終わってさ、"これA来週楽しみなんだろうな〜"って思ってたんだよね」



これで会うの2回目なんだよなぁ。好。

『さっきもそうでしたけど、よく覚えてますね

そもそも私のこと』


「うん!だってAと話すのすごい楽しかったから!」



『ン゛ッッ!!』

「えっ!大丈夫!?」


『だいじょうぶです、少しキャパがオーバーしたもので、』


「キャパ?」



なんで彼女いないんだこの人。



.
.


カフェ。

「おはようございまーす!」

『お邪魔します、』


「あれ?瞬だ!」


『え、?』



"瞬"って、二見くん?


.

十四。→←十二。



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設定タグ:クールドジ男子 , 二見瞬   
作品ジャンル:恋愛
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ここ(プロフ) - クールドジ男子のふわふわした世界観とこの作品のいきすぎてないふわふわな世界観が 素晴らしく大好物です笑次の更新も楽しみにしています!即☆押しました!笑 (2023年1月23日 21時) (レス) id: 5bd3260c45 (このIDを非表示/違反報告)
イウォル(プロフ) - 主さんのお話の書き方すごく好きです!始めの回読んだ瞬間、「あ、これ好みの小説だわ。」と思い、秒で星押しました(笑)更新楽しみにしています! (2023年1月20日 12時) (レス) @page2 id: 6e6f6e2838 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!! (2023年1月17日 15時) (レス) @page9 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はむ。 | 作成日時:2022年12月29日 12時

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