十一。 ページ12
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結論から言おう。
絆創膏を挟んだ紙飛行機は見事に二見くんの元へ届いた。
むしろ二見くん目掛けすぎて二見くんが避けた先の地面に突き刺さった。
「瞬ちゃん危なかったね〜」
「一歩遅かったら頭にぶっ刺さってたもんな笑」
「ああ、マジ指だけじゃ済まなかった」
『本っ当に申し訳ございませんでした。』
5限目終わりの休み時間。
早々に私たちの教室に来た二見くんと赤井くん。
体育着のまま。
「絆創膏ありがとな」
『いやいやいや、むしろ私のせいで怪我させてしまって、！』
「あんな綺麗な紙飛行機初めて見た」
「はりねずみもすごいよ！ほら」
「これも針んとこマジで刺さるぞ」
「お前ら授業中に何してんだよホント」
「自習だったんだもん！遊ぶでしょ！」
「いいなあーー、俺らも自習で折り紙したかったよな！！」
「おう」
青山くんのアテレコはあながち間違ってなかったのかな
「折り紙は紫登ちゃんの私物だから瞬ちゃんたちのクラスが自習でも折り紙はできないね」
「なんで持ってんだよ」
『もしもの時のため、？』
「そのもしもが叶うなんてな」
「もしものために常備してるものが謎なんだよな」
「むしろ何だったら持ってないんだ？」
『そんなような話さっき青山くんと黄田くんともしたよ』
「それより、机の絵」
『ん？』
「授業前に赤井に送ってたやつ」
『あぁ、これ？』
「写真撮っていいか？」
『全然どうぞ！』
「めずらしいじゃん。瞬が写真撮るなんて」
「姉ちゃんたちに見せる」
「やべ休み時間終わる！俺ら着替えてねぇ！
行くぞ瞬！」
「おう、じゃあな」
「ばいばーい」
『ばいばい』
.
.
「瞬ちゃん嬉しそうだったね」
『それなら良かった』
「紫登ちゃんも嬉しそう」
『んふふ』
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ここ(プロフ) - クールドジ男子のふわふわした世界観とこの作品のいきすぎてないふわふわな世界観が 素晴らしく大好物です笑次の更新も楽しみにしています！即☆押しました！笑 (2023年1月23日 21時) (
レス) id: 5bd3260c45 (このIDを非表示/違反報告)
イウォル(プロフ) - 主さんのお話の書き方すごく好きです！始めの回読んだ瞬間、「あ、これ好みの小説だわ。」と思い、秒で星押しました(笑)更新楽しみにしています！ (2023年1月20日 12時) (レス) @page2 id: 6e6f6e2838 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!! (2023年1月17日 15時) (レス) @page9 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ。 | 作成日時：2022年12月29日 12時
