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家のドアを開けて「ただいま〜」と言う




そうすると、今日は随分と帰りが早く、お父さんの「おかえり」という声が聞こえた




今日はどうしてこんなに早いんだろう






「お父さん何で今日こんなに早いの?」




「嗚呼、ちょっと言うことがあってな」




言うこと......?





「えぇ、大事な事だからよく聞いて欲しいの」





大事なこと?一体なんだ...?





「あのな、A。




お父さん単身赴任する事になったんだよ」



「た、単身赴任???」



「ああ。と言ってもそこまで遠いわけじゃないのだが。」

「どこ?」


「東京よ。」



私が聞くと代わりにお母さんが答えてくれた





東京、か。





さっきの男子高生を思い出す





そういえば私を助けてくれた人は東京に住んでるんだよな...





「それでな、もっと大切なことがあるんだ」



「う、うん?」

















「東京に引っ越す事にした。」




「え...?」









え、








待って。今なんて...









「ごめんな、A...。」






「えぇええぇぇぇええ!?!?」






ま、さ、か、の






東京に引っ越すゥウ!?





「お、お父さんそれ本当!?」





「ああ。」






じゃあこの家と静岡とちさっちゃんとお別れなんだ...。






「いきなりだけど...、A」


「う、うん......」



「あのね。もう明日には引っ越さなきゃ行けないのよ...」




「明日ァア!?!?」




まだ何にも準備してないよ!?





「何でもっと早く教えてくれなかったの!?」






「ごめんね、」



ちゃんとお別れの言葉も言えてない...






明日学校行ってちゃんとお別れ、しておこう...





そんな、急に...。






わたしはその後、この先どんな事が待っているのか考えながらお風呂に入って寝た。

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ユザメ。 - 初コメ失礼します!とても面白いです!投稿頑張ってください! (2017年12月5日 16時) (レス) id: 87b2375862 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優曇華 | 作成日時:2017年1月13日 22時

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