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目覚まし時計がジリリリリリリと鳴る





重い瞼を開けて時計のスイッチをバシッと叩く




すると目覚まし時計の五月蝿い音が止まる





「ふぁああぁぁあ......」




ぐーーっと伸びをして布団から出る。




今日からまた学校か...





私は女子高に通ってる束田A、高2。







父と母の3人暮らし






お父さんは会社員でお母さんはパート勤めという普通の家系。






私は制服を着て、髪などセットしたり支度をして、階段をタタタンッとスリッパの音を鳴らして降りる




リビングのドアを開けるとテーブルの上にはもう朝食が置かれていた



「A、早くご飯食べちゃいなさい」

「は〜い」



お母さんは自分の朝食の分を作りながらそう言った。




お父さんはいつも朝早くに出勤しているためもういない。





朝のニュースでやっている占いを見ながら
スクランブルエッグ入りのパンを頬張る






今日は12位...か。




占いを信じている私にはキツい結果だ





ふと時計を見るともう遅刻してしまいそうな時刻になっていた



「やばっ!もう時間じゃん...!!」




最後の1口を無理矢理押し込んで牛乳で流し込み


急いでカバンを手に取る




そしてローファーを高速で履き
「行ってきますッ!」と行って勢いよくドアを開ける



お母さんの「行ってらっしゃ〜い」という声が聞こえた




学校まで歩いて6分くらい掛かる



あまり遠いわけではない。






校門に立っている先生方に会釈をし


校舎に入る




先生が「遅刻だぞ!」って怒ってるのなんてしょっちゅうだから気にしない




3階までの階段を登ってる途中でチャイムが鳴る





嗚呼...、出席もう取っちゃってるだろうな...




そう思いながらやっと着いた教室のドアをゆっくりと開ける





「お、おはようございまぁ〜...す」





女子全員の視線が全て私に注ぐ




...ぅっ。





「遅いぞ束田〜〜。これで何度目だ」




「な、何度目でしょうかね〜...

...スミマセン。」





しっかり謝らないと居残り補習させられそうなので謝っておく。




女子の視線も痛いしね...ふふ(泣)






「まぁいい、席に着け。



出席取んぞ〜」


出席取るのまだだったんだ...




自分の席に着くと前の席の女の子が小声で
話しかけてくる


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ユザメ。 - 初コメ失礼します!とても面白いです!投稿頑張ってください! (2017年12月5日 16時) (レス) id: 87b2375862 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優曇華 | 作成日時:2017年1月13日 22時

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