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「ヌナっ...」
息切れも忘れて走り続けると大学が見えてきた
見慣れた並木道まで来るとヌナと同じような資料抱えた女子集団
そういえば店にも何回も来ている、顔見知りの人達だった
「あの..すみません、お久しぶりです」
「...え?!ジョングク?!?」
「嘘、なんでここに!!」
たちまち出来る人だかり
今俺はそれどころじゃない
「人探し、してるんです」
俺がそう言った瞬間一瞬で凍りつく空気
女子たちの目が変わる
「まさか...あの女探してるなんて言わないよね?」
「あの女?」
「ジョングクくんと仲良くなって調子乗ってるアイツ」
俺と仲良くなった女の子なんて
...ヌナ以外いない
「その人です、どこですか?」
「はぁ?!(笑)」
集団の中の1人がプッと吹き出した
「ジョングクくん、それ本気?(笑)やめといた方がいいよ〜あいつは。ただの男垂らしだし(笑)」
は?なんなのこいつら
「ヌナはそんな人じゃありません」
「ジョングクくんは本当のあいつを知らないんだね〜(笑)」
「中学でいじめられてたくせに、高校が少し調子良かったからってジョングクくんにまで手出しはじめちゃって(笑)今まで付き合ってきた男は全員すぐ別れてたし」
「ジョングクくんも本当は迷惑なんでしょ〜?(笑)」
あぁ、頭の血管が切れるってこういうこと
「てめえらか、俺のヌナを傷つけたのは」
「は...いや、ジョングクくん、?(笑)」
「てめえらかって聞いてんだよ!」
今までニヤニヤしていた女子たちが一気に青ざめる
「なに...ジョングクくんってこんな人だったの?」
「思ってたのと違う..」
「それなら構わない、むしろ好都合。2度と俺と俺のヌナに近づくな。場所知らないからもういい、用ない。」
最後に全力の睨みを効かせると悔しそうな顔で何かを訴えてくる女子集団
オレカンコクジンダカラニホンゴワカリマセーン
...本当、無駄な時間だった
ヌナ...どこにいるの、俺のヌナ
どこで一人で泣いてるの
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兎遊(プロフ) - もちさん» 私の小説を楽しみにしてくれて、応援してくださる方が1人でもいるなんて、本当に本当に嬉しくて( ; ; )感謝感激チョンジョングクです!!(泣)(黙れ)私も大好きです!(?)これからも更新頑張りますね!! (2019年11月2日 23時) (レス) id: 93a5e52bac (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 初コメ失礼します…。すごい好きですこの話…。グクが…本当に可愛くて…。大好きです!!!!!!頑張ってください、本気で応援してます…。次の更新楽しみです。本当に好き((すみません、調子に乗りました…。めっちゃ応援してます…。大好きです…。 (2019年11月2日 22時) (レス) id: 5cc83dbd06 (このIDを非表示/違反報告)
兎遊(プロフ) - キキとララさん» うわあああもうゲロクソ嬉しいですゲロクソ幸せです、、これからもゲロクソ更新頑張りますのでゲロクソ応援お願いします!!!(うるせえ) (2019年11月2日 20時) (レス) id: 93a5e52bac (このIDを非表示/違反報告)
キキとララ - 初コメ失礼します。我慢出来ずについ、コメントしました。ゲロクソ面白いです。そしてこの作品がゲロクソ好きです。 (2019年11月2日 20時) (レス) id: fa26a8b2a8 (このIDを非表示/違反報告)
兎遊(プロフ) - めりはさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます泣 励みになります! これから更新続けていくのでよろしくお願いします!! (2019年10月27日 20時) (レス) id: 93a5e52bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:兎兪. | 作成日時:2019年10月22日 14時