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________カーンコーン



さっきの件で講義どころじゃなくて


2時間ずっと上の空だった




「...A」



ヒヤッとした物が頬にあたる



「ミルクティー、好きでしょ」



ちょうどさっきハーブティーを飲み終わったところだった


ほんと気が利くね、ジミン


モテる理由も頷ける




「A...さっきの、」



心配そうに私を覗き込んでくるジミン



「あれはっ...」



反射的に顔を背けてしまう


今ジミンの顔を見たら泣いてしまいそうで





「もしかして何か言われたりしたの...?」



「っ...!」





なんでジミンはいつもお見通しなの..






「やっぱり..」




「なんで...?」




「実は...」




一瞬ハッとしてジミンは笑顔を見せる





「...いや、なんでもない。
とりあえず、Aは何も気にしなくていいんだよ」







気にするなと言われても



どうしても過去のことが頭によぎる



もうあんな毎日は送りたくない







「...あ、あれジョングクじゃない?」






ジミンの言葉と同時にバイブするスマホ




JUNGKOOKヌナ〜おりてきて




今は少し胸が痛む



グクにまで何かされたりしたらどうしよう





「A、周りの目なんて気にしないで自分に素直になるんだよ」




「ジミン...?」



「さっ、ほら!行った行った!未来の彼氏さんが待ってるよ!」



「ちょ、なにいって...!」




背中を押されてまたもや会議室を追い出された




...と思ったら数秒後





「やっぱりジョングクの所まで僕がついてく」



「..なんで?」



「いいから!...なんとなく」





そしてなぜか階段をおりる途中自分のイヤホンを私にはめさせるジミン




「なにこれ?」



「いいから!つけて音楽聴いてて!」




今日のジミンやっぱり変だよな...









あれもこれも全部ジミンの優しさだったと気づくのはもう少し先のお話




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兎遊(プロフ) - もちさん» 私の小説を楽しみにしてくれて、応援してくださる方が1人でもいるなんて、本当に本当に嬉しくて( ; ; )感謝感激チョンジョングクです!!(泣)(黙れ)私も大好きです!(?)これからも更新頑張りますね!! (2019年11月2日 23時) (レス) id: 93a5e52bac (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 初コメ失礼します…。すごい好きですこの話…。グクが…本当に可愛くて…。大好きです!!!!!!頑張ってください、本気で応援してます…。次の更新楽しみです。本当に好き((すみません、調子に乗りました…。めっちゃ応援してます…。大好きです…。 (2019年11月2日 22時) (レス) id: 5cc83dbd06 (このIDを非表示/違反報告)
兎遊(プロフ) - キキとララさん» うわあああもうゲロクソ嬉しいですゲロクソ幸せです、、これからもゲロクソ更新頑張りますのでゲロクソ応援お願いします!!!(うるせえ) (2019年11月2日 20時) (レス) id: 93a5e52bac (このIDを非表示/違反報告)
キキとララ - 初コメ失礼します。我慢出来ずについ、コメントしました。ゲロクソ面白いです。そしてこの作品がゲロクソ好きです。 (2019年11月2日 20時) (レス) id: fa26a8b2a8 (このIDを非表示/違反報告)
兎遊(プロフ) - めりはさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます泣 励みになります! これから更新続けていくのでよろしくお願いします!! (2019年10月27日 20時) (レス) id: 93a5e52bac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:兎兪. | 作成日時:2019年10月22日 14時

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