噂 の バ リ ス タ 【JK】

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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ



講義が終わり荷物をまとめる



JUNGKOOKヌナ!今ついたよ。下で待ってるね!ゆっくりでいいからね


Aうん!ありがと、すぐ降りるね




毎日こっちについた時点で連絡を入れてくれるグク


マメなところがグクらしくて可愛いなんて思ってしまうから多分私は末期だ



よし、購買でなんかお菓子でも買っていってあげようかな




なんて考えるとクイッと袖を引っ張られる




「A、ノート見せて」



頭をぐしゃぐしゃかきながらとろんとした目でこちら見てくるのは


隣の席のパクジミン


君、さっきまで隣で気持ちよさそうにスヤスヤ寝てましたもんね。




「ごめんジミン、私急いでて...」



「あー...」




ニヤリと笑うジミン



「もしかしなくても、ジョングクでしょ」



「え...なんでジミンが知ってるの？！」




まさか、あの噂とやらを聞いて...





「だって俺ジョングクの幼なじみだし」



ニコッとおもちスマイルを見せるジミン




おさなっ...？！


まって。混乱が過ぎる。



ジミンとは家の方向が一緒で隣の席だから、毎日毎日よく話す。


なのに今までそんな話題、1回も出てこなかったのに。



「なんで今まで隠してたの？！」



「隠してるつもりはなかったよ？でも言う理由もなかった！(笑)」




いや、普通言うでしょうよパクジミン




「ジョングクに毎日うんざりするほど聞かされてるよAのこと」



「あはは...ご迷惑をおかけしております..」



「まだ付き合ってないんだって？」




「...まだ？これからも付き合う予定ないよ？」



え、私べつにグクと何もないよね？





疑問ばかりが浮かんでくる中

目の前で頭を抱えているジミン



「ジョングク...報われますように」



「えっ？」



「じゃあねA、お幸せにね」



「はっ？」



ノート借りてくね〜って言ってノートを持って行ってしまった




なんなんだジミン...




何気なくスマホを開くと不在着信の嵐






...マナーモードにしてたの忘れてた







そのあとグクに拗ねられたのは言うまでもない話





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