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料理120 ページ25

三河を発ったあたし等が辿り着いたのは…

理・春「「///ぅわあ〜〜ッ!!///」」
「うわ、久々…」

目の前に広がる水平線
言わずもがな海

初めての海なのか理一と春は興奮気味
三河の城下町で消費した筈のエネルギーが復活してる

若いって凄ぇな…←

年寄り臭い事を考えていると理一が何か見つけたらしく大人しくなった
あたしも一応見てみるが点すら見えない

「理一、何か見えるのか?」
理「うん、何か怖い顔の船が浮かんでる…」

怖い顔の船…??
何だそりゃ

あたしが頭の中で色々思い浮かべてみたが如何にもしっくり来ない
あたしが目を細めて見ていると今度は春が反応した
如何やら何かの音を拾ったらしい

「如何した、春」
春「ねちゃ、どーんどーん」

春が指差した方角は理一が船を見た方と同じだった
恐らくその船が音の原因らしい

「何があるんだ…」
理「大きな筒から黒い玉を次々出してるよ、その向こうにもたくさん船があるけど…」
「?何だ」
理「何か…今まで見た事無い船なんだ」

如何なってんだ
怖ぇ顔の付いた船だとか見た事無ぇ船だとか
そもそも三河付近の海って事は太平洋側だろ
何でドンパチが起こってやがるんだ

あたしが悶々と考え込んでいると妙な音がした
空気を何か球体が切る音
確か前に聞いたのは潤がトチって後頭部にバスケットボールをぶち当てられる寸前

…………嫌な予感が

その予感は理一が当たっている事を教えた

理「お姉ちゃん!黒い玉がこっちに…!!」
「くっそマジかよ…!」

あたしは理一と春を担いで直ぐに鳥を作って空に逃げる
急上昇した直後に砂浜に黒い玉、もとい砲弾が落下する
若し当たっていたらと思うと流石にゾッとする

理「な、何なの…!?」

理一は勿論春も爆発して黒く焦げた砂浜に恐怖を覚える
流れ弾でこの距離を飛ぶのは普通じゃない
あたしは鳥を船の近くに向かわせる

ドンパチは一向に構わねぇが迷惑極まりねぇ
よって抗議に行く←

あたしが鳥を向かわせた事に理一が混乱する
袖に必死にしがみ付いてくる

理「お姉ちゃん!?何であっちに…!!?」
「喧嘩なら他所でやれって言いに行くだけだ」
理「えぇ〜…」

理一から呆れの声が聞こえた時点であたし等は既に船の上に居た
船の連中は未だにあたし等に気付いていない
あたしは鳥をもう1羽作ってそれに飛び乗る

良く良く考えれば理一達を連れて来る必要無ぇじゃねぇか
何してんだあたし…←
まぁ今更考えても無駄だけどな←

開き直ったあたしは鳥を急降下させる
向かうは戦場へ

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作品ジャンル:アニメ
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- とても面白いです!これからも頑張ってください! (2017年11月23日 14時) (レス) id: 88301bc593 (このIDを非表示/違反報告)
ユーリ - 凄く面白いです!夢主のキャラかっこよくて憧れます!!更新頑張ってください!!応援してます(・∀・) (2016年12月3日 12時) (レス) id: 06f3d584d6 (このIDを非表示/違反報告)
朱羅 - 中間テストあるので暫くコメ出来ないです。ごめんなさいm(_ _)m (2015年9月21日 17時) (レス) id: 9299aeefc2 (このIDを非表示/違反報告)
- 朱羅さん» ありがとう!!そう言って(?)もらえると嬉しいよ!! (2015年9月8日 19時) (レス) id: e35de97a28 (このIDを非表示/違反報告)
朱羅 - 掛け持ち大変そうだね(^_^;)でも忍さんならきっと大丈夫だよ!忙しいかもしれないけど頑張ってね! (2015年8月31日 20時) (レス) id: 9299aeefc2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年5月6日 9時

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