. ページ7
.
JH「は、…？彼氏出来たって、何も聞いてないけど」
『いやだって、何も言ってないもん』
テンオッパに報告して、テヨンイオッパにも報告して。
そういえばこの人にも言わなきゃ、と思ってユノオッパにも報告した。
JH「どこのどんな奴？変なやつじゃない？」
『もう、いい人だってば。作曲家の人！』
JH「ちゃんとした奴？」
『当たり前でしょ…』
写真見せろ、とか、トーク画面見せろ、とか。
あーだこーだ色々言ってくるからとても面倒くさかった。
『もう、恋愛は自己責任でしょ？』
JH「それでも俺が嫌なんだよ、変なやつと付き合われるのは」
『なんでよ』
JH「…そりゃ、その」
好きだった女の子だから？昔の、遠い昔の話なのに。
けれどユノオッパの目は、とても真剣で逸らせなかった。
.
JH「…そいつ、俺よりいい男なのかよ」
『え？』
JH「俺と付き合うより、メリットあるの？俺の方が良いならやめろよ」
『…別に、メリットのために付き合うものじゃないでしょ？』
JH「…あーもう、俺が言いたいのはそうじゃなくて」
埒が明かない、そう思っているとソンフンオッパから電話が来て。
『あ、電話出るね』
JH「…好きだからだよ、」
『え、何？』
JH「…早く電話でてやれば」
ユノオッパの言ったことが分からないまま、私はスマホを耳に近づけた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1639人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年5月11日 22時
