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CL「けど、マークにバレるまで良い雰囲気なんだったら、もう付き合ってるのと変わらないと思うよ」
『ええ…』
CL「マークだよ、あのマーク」
『それは、まあ…』
チョンロの言っていることも、何となくわかる。
お互い好きで、ちょっと良い雰囲気で。この関係に名前を付けるか付けないかの差、かもしれないけれど。
『…心配なのかも、』
CL「何が？」
『ジョンウだよ、前に辛かったこともあったでしょ？私なんかと付き合っている事がもしもバレたら、私は平気だけれどジョンウにもバッシングが行くかと思うと…私はジョンウの辛い顔を見たくない』
CL「それは、うーん…」
チョンロはまた唸る。
CL「告白はどっちから？」
『ジョンウがしてくれた…って、本当に誰にも話さないでよ？』
CL「分かってるよ、っていうか、ジョンウヒョンからなんだ」
またチョンロは、少しだけ唸ると、けどさあ、と口を開いた。
CL「ジョンウヒョンも、そんな生半可な覚悟でヌナに気持ち伝えるかな」
『え？』
CL「アイドルの恋愛は覚悟がいることっていうのは俺だって分かるしさ、しかもグループ内で、ヌナを好きになって…告白までするなんてさ、もし俺がヌナの事好きだったら相当な覚悟がないと伝えられないかな」
『難しいこと言うね、チョンロも大きくなった』
CL「ヌナやめてよ、もう俺だってワイン嗜むくらいなんだよ？」
そういえば何かワインでも飲む？と立ち上がったから、今日は深く話し込んでみたくて、まあ明日のことは明日考えることにして頷いた。
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年5月11日 22時
