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JH「正直な話、」
『To be honest?』
JH〈…To be honest, 彼氏欲しいって思ってるの？〉
『〈うーん、懲り懲りだね〉』
ユノオッパは、だろうな、という顔で私のことを見てくる。
元彼のこともあって、恋愛には正直懲り懲り。もうしなくてもいいくらいに思っている。
あの時、彼氏に貰った幸せはすごく素敵なものだった。
けれど別れた後にその思い出は全部後味悪いものになるし、ていうかあの人は普通に別れたあとは会うこともなかったけれどジョンウの場合はメンバー。付き合って別れた後のリスクが高すぎる。
JH「…好きなの？」
『え？』
JH「好きじゃないならすぐ断るのに、なんでそんな悩むのかなって」
『…それは、』
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To be honest、正直な話。
自分の心に素直になって見れば、多分、きっと。
『…好きなのかも、しれないけれど』
JH「…ジョンウは元彼みたいな、Aに理解のないやつじゃないでしょ」
『けど、もし関係がこじれたら…グループに支障が、』
JH「そんなん今更でしょ、グループに女の子一人入るって異例な事態を受け入れる段階で、Aのことは全部受け入れるつもりだよみんな」
だから好きなように決めなよ、とユノオッパは言ってくれた。
…ここからは、アイドルとしての私か、一人の人間としての私、か。
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年5月11日 22時
