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少し話してからスマホを置くと、ジョシュアさんは私にごめん、と手を合わせる。
JSs〈ごめん、もう少しかかるみたいで…先に食べててだって〉
『〈あ、そうですか？じゃあ何か軽いものでも食べてますか〉』
ジョシュアさんはさっ、とメニューを開いて、私に渡してくれる。
あまりにもジェントルすぎて最初は驚いたけれど、これが普通なんだよ、とドギョムさんが言ってたから受け入れた。
『〈普段からあまりジェントルしすぎてるといつか痛い目あいますよ〉』
JSs〈ははっ、どんな？〉
『〈勘違いした女に付け回されるかも〉』
JSs〈そこまで勘違いさせるようなことはしないよ〉
『〈してますよ〉』
ジョシュアさんは私の話に笑うと、じゃあそうならないように見張っててくれる？とにこりと笑う。
ほら、またこういうところ。本当によくないと思う。
『〈私と熱愛報道でも出たらどうします？〉』
JSs〈え、Aと？〉
『〈有り得ますよ、私、一定のアンチ層いるので〉』
JSs〈何でアンチされるんだろうね、別に炎上するようなことしてないでしょ？〉
『〈あまりしてないです、あまり〉』
あまり？と首をこてんと傾けて、笑う。
首を縦に振れば、また笑った。
…と、この時は笑い話だったんだけど。
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年5月11日 22時
