チョコチップクッキー＜5＞ (ページ25)

今日:38 hit、昨日:80 hit、合計:120,470 hit

. ページ25

.

JW「そんな食べたら太るよ？」

『…デリカシーってものは？』

JW「代わりに食べてあげるって話だよ、ほらそこ開けて」

私のことを押して、無理やり隣に座ってくる。

膝の上いっぱいにあるお菓子から一つ取ると、さっさと開けて口の中に放り込んでしまった。

『あー、それ食べたかったのに！』

JW「まだ口の中に残ってるよ、あー」

『汚い！』

バカ、と口を閉じさせるために手で抑えれば、手にちゅっ、とキスされた。

『…キスした？』

JW「ん～？」

『…もう、そういうスキンシップ、私以外にしない方がいいよ？後、お姉さんにはいいけど』

JW「んふっ、Aにしかしないよ」

なら良かったけど。

…待って、なら良かったって何。しかも、私だけにしかしないって何？

JW「…何、そんなに見つめて。今度はお口にちゅーしてあげようか？」

『なっ、』

HC「やーやージョンウヒョン、ヌナにちゅーしていいのはマンネの特権だよ」

JW「98ズの特権だってある」

『そんなのあったの？』

ジョンウとは反対側に座ったヘチャンが、僕にもちょうだい、と私の膝の上からお菓子を取った。

にしても、ヘチャンは痩せてきてる気がする。もっと食べさせないと。

『ヘチャナ、お菓子全部持って行っていいよ』

HC「本当？やったー！」

JW「はあ？」

またまた拗ねてるジョンウの頬っぺを抓ると、今度はその目がムッ、と私のことを責めて来た。

.