愛して、また愛して ページ23
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『A超可愛い、だって』
TL「そう」
『もっと反応無いの？』
TL「いや、だっていくら言ったって知ってるでしょ」
インスタに次々と来るコメントに口角がついつい上がってしまう。
隣にいるテイリオッパに自慢すれば、興味無さそうにすぐに目を逸らした。
TL「やっぱり美人は黒髪が似合うんだよ」
『褒められてる？』
TL「めちゃくちゃ褒めてるよ、本当に。Aは今まで出会った人の中で一番美人だよ」
『めちゃくちゃ褒めてくれたね』
こうやって、何だかんだでサラッとこういうのを言いのけてしまうところがシズニもハマるところなんだと思う。
黒髪、に近い今回の髪色。少し青っぽい黒の髪は、シズニからかなり好評だった。
そんなテイリオッパと居るのは、Favoriteのステージのために訪れた音楽番組の楽屋だ。
Stickerの頃が既に懐かしい、個人的にはLemonadeが私にピッタリだったと思う。黄色のメッシュが効いていて髪色も良かった。
DY「わあ、Aが露出してない衣装着るの久しぶりに見た」
『そう？』
YT「なんか女の子のアイドルみたい」
『女の子のアイドルだけど』
今回の衣装はオッパ達もスーツみたいのが多くて、私はそれに合わせて黒いドレスになったり。
このコンセプトに、私という一人の女の子の存在が居るのはとても合っていたと思う。
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年5月11日 22時
