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『オッパ、お酒飲もう』
JH「…こんな時間から…てか、明日スケジュールは？」
『そんなこと気にしてられない、私、彼氏と別れたの』
ユノオッパは、少し驚いたように目を見開いたけれど、直ぐに頷いて私とリビングの方まで来た。
いつかソンフンオッパと飲もうと思っていたお酒も持ってきて、テーブルの上はお酒でいっぱいになった。
JH「…全部飲むの？」
『こういう時はお酒で紛らわすのがいいってネットに書いてあった』
JH「…二日酔いにならないように、これ飲んどきな」
二日酔い防止のドリンクを飲んで、私たちはお酒を飲み交わし始めた。
彼氏…いや、元彼について、しつこいくらい話させてもらった。全部にうんうん、と適当な感じはするが合図値を打ってオッパは聞いてくれた。
『すっごく、大好きだったのに…本当に、心から好きだったんだよ？人生初の彼氏で、私のバージンも、』
JH「おー、そこまでは話さなくていい」
『…初めてだからって凄く優しく、』
JH「いいから、その話題は…テンヒョン辺りにして」
ユノオッパはお酒を一気飲みすると、頭を抱えた。
…この人って、そっち系の話に耐性無かったっけ。
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とにかく、全部全部話した。
好きだったところ、キュンキュンしたところ、けどイラついたところ、愚痴も全部全部。
全部話し終わった頃には、私たちには珍しくべろべろに酔っ払っていた気がする。
『でね、あのね…』
JH「…もうあいつの話、やめろよ…」
『…でも、』
JH「…むかつくから、やめろ」
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JH「…すきなやつの、元彼のはなしなんて、聞きたくねぇんだよ」
『…え、？』
ユノオッパはずるい。
それだけ話して、そのまま私の肩に頭を預けて寝てしまったから。
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年5月11日 22時
