チョコチップクッキー＜5＞ (ページ11)

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JUNGWOO side

JW「…マクヤ、冗談は程々にした方が、」

MK「…知らないの？」

マークに、ヌナ彼氏出来たみたいだね、と言われた。

…Aに、彼氏が出来たの？いつの間に、僕の、知らない間に？

Aと僕は、大親友だと思っていたし、僕は友情の垣根を越えたいなんて夢を描いていた。

なのに、彼氏出来たことも知らなかったの？そんな、友達同士が普通に話し合うことも知らないんだ、僕。

MK「…ジョンウ？」

JW「…Aにとって、僕ってなんなんだろう」

MK「え？」

JW「…僕だけだったのかなあ、大事に…大事に想っていたのは」

何にもしないで、失恋した。

恋なんてしたこと無かったけど、こんなにしょっぱいものだったんだ。

ジェヒョニヒョンの言葉がふと思い出される。

JW「…もう、手遅れなのに」

胸がキュッ、と苦しくなった。

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