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高橋恭平side
Aがいつの間にか寝てしまい
終わったパソコンをシャットダウンする
結局何も手伝ってくれなかったのに
Aがそこに居るってだけで
レポートが進む進む。
もう遅くなってきたから
起こすと、ものすっごい寝跡
それに笑い合う俺たち
こんな空気感も良いなって思う
レポートなんて、地獄なのに
Aが居るだけで全てが幸せで
小さな幸せだったとしても
柔らかくて、温かい
この思いを大切にしたいって
強く思った。
夕焼けに2つ並んだ影法師
ずっとこんな日が続けばいいのにって
柄にもなく思っている俺。
A「あっ！！！！」
って急にしゃがんだA
靴紐が取れちゃったらしく
結び直して
勢いよく立ち上がった
その拍子にふらついたA
その手を掴んだら
俺も思いっきり力を入れてしまって
急激に近づくお互いの顔
高橋「ご、ごめん」
A「いやいや…！！！こちらこそ、ありがとう…」
みるみるうちに赤くなるお互いの顔
変な雰囲気になってしまった
なんてことない今日だったけど
さっきよりも意識して歩く夕空下
2つ並んだ影法師
これからも君と歩んでいきたい
そう思えた
そんな日だった
Kis-My-Ft2(二階堂高嗣＆千賀健永)
70億分の2 × 高橋恭平 Fin
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作者名：さくら
| 作成日時：2020年11月26日 18時
