別れ×大西流星・道枝駿佑 ページ48
大西流星side
ずーっと
本当にずっと隣にいたAとみっちー
この3人が大学で分かれることになった
ずっと3人で馬鹿やって
A「いや、中学校卒業の時のみっちーやばない？」
大西「ほんまや笑幼いなぁ」
道枝「いや、流星も言えへんからな？！」
なんて、いつも3人で思い出し笑い
'永遠'なんて、無いって知ってたけど
僕は大阪の大学へ
みっちーは専門学校へ
そして、Aは東京の大学へ
A「別に会えへんくなる訳やないし、必ず会おうや！しかもまだ卒業でもないのに泣くなや笑」
もう、みっちーと2人で涙目になりながら聞いた
あの日のことは忘れられない
また1人、また1人
それぞれの道を歩んでいく
皆がそれぞれ最高の顔で
今日、卒業の日を迎える。
皆最後は同じクラスになれて
じゃあな、じゃあな、元気でね！
クラスメイトとの別れを惜しむ
A「とうとう、この日がやってきちゃったね」
道枝「ほんまやで…絶対に東京行くからな！」
大西「どうする？Aが東京に染まっとったら笑」
A「おはよう！そうだね！本当だ！みたいな？」
大西「寒っ！笑震えるわぁ」
道枝「関西弁を忘れても、俺らのこと忘れんなよ笑」
A「勿論やで笑」
A「ほんま、ありがとうな？私も勿論やけど大阪来るからさ」
道枝「絶対やで？！」
窓からグラウンドを見下ろしている
Aの旅立つ背中に向けて
もう、あと何分の1日でこの背中が遠くなるんだろう
まるで他人事のように思えてきてしまって
受け入れがたかった
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作者名：さくら
| 作成日時：2020年11月26日 18時
