詰め合わせ短編集⑤ (ページ28)

今日:8 hit、昨日:4 hit、合計:28,759 hit

② ページ28

西畑「はい、お待たせしましたー」

西畑「紅茶です〜」

西畑「なあ、暇やから東京の事聞かせてや〜」

確かにこの喫茶店は人が少ない

おじいちゃんが何名かいるが

皆新聞片手に座っているため

多分暇なんだろう

でも、これも何かの縁だと思い

A「良いですよ、何から話しましょうか」

気づいたらそんなことを言っていた

西畑「やった！じゃあまずお名前は！」

A「Aです」

西畑「Aさんか〜、俺の名前は大吾やで」

A「大吾さん…」

西畑「東京ってどんな所なん？キラキラしてそうやな〜」

A「キラキラはしてますよ、でも、あんまり好きじゃないんですけどね」

そんな話を

何故かスラスラと言ってしまって

大吾さんの雰囲気は凄く柔らかくて

余計な事まで話してしまった

西畑「大変やったんやな〜でも、東京で働けるって凄ない？！」

西畑「俺もな〜脱サラしてここでこんなことしてるんやで笑」

凄い若いのかと思っていて

年齢を聞くとまさかの同年代

西畑「上り道や下り道、険しい道ばっかでな〜、何やってるんやろってなって自分探しでこの喫茶店なんよ笑」

西畑「だから、Aさんと会えたのは奇跡やな笑」

西畑「次は東京で会えたら凄ない？！」

そんな彼の目を見ていると

何故かまた頑張ろう

そんな気持ちがうまれて

A「何か元気出ました！ありがとう」

って伝えると

西畑「じゃあ、東京で美味しいもん食べに連れてってな笑約束やで？」

A「うん、笑」

出会えるか分からないけど

何故か

出会える気がした

Kis-My-Ft2 All Around The World
× 西畑大吾 Fin