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クラスメイトにバレた
でも、学校で詞を考えている以上
きっと誰かに気づいて欲しかったんだと思う
あの後、特に何も聞いてこない道枝くん
放課後になったらきっと
色々聞かれるんだろうなって思って
ホームルームが終わった瞬間に
逃げるように教室を出た
夕暮れ景色の中
足早に帰る私
もう1人の足音がするから
ミラーで確認をすると道枝くん
まるで、声には出さずに
話しかけられているような気がした
曲がり角を曲がる前に
チラッと後ろを振り向くと、
確実に目が合った
走りさろうとすると
道枝「君は君だよ！！！」
道枝「誰かの真似なんかすんな！！！」
道枝「俺はファンで居続けるから！！！」
そんな声が聞こえた
自分で書いたのに
自分自身が全てを'壊す'ことから逃げてたんだなって
道枝くんの言葉に救われた
次の曲は
本当に自分が書きたい、描きたい内容にして
たとえ全てを失ったとしても
自分自身の大切さに気付けたから
バレた相手が道枝くんで本当に
良かったって思った
道枝くん。ありがとう
SMAP 君は君だよ × 道枝駿佑 Fin
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作者名：さくら
| 作成日時：2020年11月26日 18時
