死んで生き返ったら目の前に幼い貧乏委員(兄)と女たらしクソ野郎がいた件について

テストの点より良いね。 ページ33

「カラオケ行かね？」

「「唐突！？」」

だって思ったの今だし。
仕方ないね。←


なんて会話からすぐ決まり。
今カラオケ。因みに代金は俺と陽斗の割り勘。

兄さんに払わせるわけにはいかなかった。
どうしても。


ま、今日平日だし。そんな高くない。
と思っていたのですが、物の見事に裏切りました。

残金、972円。←

バイトの報酬はあと一週間後。
あと、一週間、生きるんだ俺。←

「そういえばさ。椚ヶ丘って合唱コンないよな。」

「ああ。確かに。ま、来年からできるらしいけど。」

「おー！って俺らE組じゃん。参加できなくね？」

「多分、晒し者にする為にあるんじゃないか？」

「あー、なーる。」

俺の得意分野！
音楽を生かす時が来るー！

「俺の歌聴いてた？」

「いや、聞いてないよ。」

「安心しろ。聞いてないぞ、陽斗。」

「安心できねーよ。つか、お前あれ歌って。」

「俺の十八番を聞きたいと？ふっ、良かろう。歌ってやろう。」

俺の十八番。
それは、初音ミクの

「繰/◯/返/し/○/粒」

である。
わかったら、凄いね。コメント下さい((殴

割と、俺声高いし、変声期まだだから、原キー。
でも、一回で声がサヨナラバイバイする。

なんか、俺のせいで陽斗と兄さんが変な知識を得ていってる…まいっか。←

「やっぱお前上手いよな。俺を超えるぜ？」

「ここで負けたら俺いいとこなしじゃん！？」

「悠馬がいるだけで大丈夫。」

「うっ……。」

「A！？納得するなよな？」

悪い兄さん、納得したわ。←


因みに、カラオケで採点して、いつもの通り俺の圧勝だった。90点代、余裕余裕！←

あと何故か(・・・)陽斗に殴られた。

痛い。あと解せぬ。


なんやかんやでカラオケ楽しかった。
兄さんが、ジュースドリンクバーなのに我慢したりしてて。笑った、めっちゃ笑った。


あ。ヤバ、イヤホン忘れた。←

結局練習してない。→←感謝！

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