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あれから一か月。
結局変わらずモカと過ごす日々が続いている。
檜山「竜生うるさい笑」
深田「なんで！？ひどいって！笑」
モカ「深田は光成いじめすぎなのー」
「あんたら全員うるさい笑」
一つ変わったことといえば4人でいることが増えた。
きっかけは、モカの一言だ。
”２人とも大好きだから、２人とお昼食べたい！”
３人ではさすがに気まずいなと思っていたのは私だけではなかったらしく、光成が深田を誘い、４人となった。
深田「まじでモカやばい笑」
モカ「馬鹿にした！？光成助けて！笑」
そういってモカが光成に抱き着く。
檜山「はいはい笑ちょ、Aも助けてよ笑」
「私にはお手上げかな、笑」
目の前で繰り広げられるイチャイチャが嫌なはずなのに、
光成に名前を呼ばれるだけで嬉しくなる。
はやくこの気持ちをなくしたいのに。
２人を見ている私は、うまく笑えているだろうか。
黒い感情に心を埋め尽くされる前に、気持ちを消してしまいたい。
「私ちょっと行ってくるね」
モカ「モカも行く！」
「なんでよ笑 先生のとこだから。笑」
モカ「じゃあ、仕方ないか、、」
檜山「落ち込みすぎな？笑」
あきらかに落ち込むモカを光成に託し、教室を出た。
職員室には行かず、屋上へ繋がる階段を上る。
私の日常に追加された、もう一つ変わったこと。
それは、この階段で一人の時間を過ごすこと。
普段、屋上は開かないため、ここには誰も来ないのだ。
さて、明日はなんと誤魔化してここへ来ようか。
「はぁ、、」
ふいにため息が出る。
「そのため息は何のやつ？」
階段に座り込んでいる私の目の前にしゃがみこんだのは、中学からの仲である内村颯太。
内村「どうせモカのことでしょ」
彼の目は鋭く、真っ直ぐ私の心を突いてくる。
そんな彼の言葉は今の私には受け止めきれず目をそらす他なかった。
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このあ(プロフ) - たんどりーちきんさん» 確認不足でした…。ご報告ありがとうございます！ (2022年3月28日 17時) (
レス) id: d78cea6100 (このIDを非表示/違反報告)
たんどりーちきん(プロフ) - オ リ ジ ナ ル フ ラ グ 立ってますよー 作品は面白かったです！頑張ってください！ (2022年3月27日 12時) (レス) id: 35bc9d7cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このあ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/conoa_story_
作成日時：2022年3月25日 20時
