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Aside
家族の心配をありがたく感じながらも、
さすがにこのまま学校へ行かないのはまずいので
1週間遅れをとって私は学校へ行くことにした。
深田「お！Aー！！」
あらかじめ光成にモカと行くようにLINEしておいたから、一人で行こうと思ってたのに、登校中、竜生に出会った。
すかさず私は竜生にメッセージを送る
「(ごめん、声出ないの)」
深田「湧くんから色々聞いたよ」
「(あ、そうなの)」
深田「まぁ今は大変かもだけどさ、AはAだし、何かが大きく変わることなんてないと思うよ。だからそこは心配せずに、ストレスをなくすことを考えよーよ」
声が出ないと知ったうえで普通に接してくれる竜生の優しさがありがたかった。
教室で先生が説明してくれて、
いつも通り授業が始まる。
私が筆談するのは時間がかかるため、うちのクラスのみ、教室での携帯の使用が可能になった。
皆驚きは隠せてなかったけど、だからといって特に変わることもなさそうで、少し安心した。
ただ1人を除いて。
授業が終わると、わたしの机が思いっきり叩かれた。
叩いたのは、モカだ。
モカ「ちょっと、どういうこと！？」
私が首を傾げるとモカは続けた。
モカ「なんで言ってくれなかったの！？前まではモカに1番に話してくれてたじゃん！」
深田「ちょ、モカ落ち着けって」
怒鳴るモカをなだめにきた竜生。
竜生がきたことでさらにヒートアップ。
モカ「ねぇ深田。あんたAが声出ないの知ってたの？」
深田「それは…」
モカ「ありえない。やだやだやだやだ！！なんで！？なんで先に深田！？」
取り乱すモカをなだめることすら出来ない。
光成が駆けつけて、やっと少し落ち着いた。
私がそっとモカの背中をさするとしゃがみこんでいたモカは立ち上がり、わたしに抱きついた。
モカ「お願い、Aにとっての1番はモカがいいの。大好きなの。」
この子は私がいないとダメなんだ。
颯太と私が付き合った時もそうだった。
私はずっとこの子の横にいなければ。
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このあ(プロフ) - たんどりーちきんさん» 確認不足でした…。ご報告ありがとうございます！ (2022年3月28日 17時) (
レス) id: d78cea6100 (このIDを非表示/違反報告)
たんどりーちきん(プロフ) - オ リ ジ ナ ル フ ラ グ 立ってますよー 作品は面白かったです！頑張ってください！ (2022年3月27日 12時) (レス) id: 35bc9d7cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このあ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/conoa_story_
作成日時：2022年3月25日 20時
