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お昼。
いつもはモカと食べていたが、光成もいるとなると気まずく感じるのは目に見えていたため、空き教室へ避難することに決めた。
「てか、何でいるの」
深田「いいやんいいやん、ほんとは寂しかったくせにー」
「うるさい」
深田「はいはい。笑」
同じクラスの深田竜生。
クラスのムードメーカーで、去年もクラスが一緒だったため割と仲がいい。
「なんかモカ以外の人とお弁当って初かも」
深田「え！じゃあ今日、初弁当の日やん！」
「なにそれ笑」」
入学してからずっと、いや、中学の頃からか。
ずーっと一緒だったモカと初めてお昼を離れた。
新鮮すぎて不思議な感覚だ。
一人でお昼を過ごしていたら、整理しきれない感情に悩まされていただろうが、深田のおかげで余計な事を考えずに、案外楽しく過ごすことができた。
「ありがとね、深田」
深田「ん？何の話？笑」
「知らないならそれでいいや笑」
深田「え！！なにそれ！！笑」
クラスへ戻るとすぐさまモカがこちらへ来た。
一見、普段と変わらないようだが、
長年ともに過ごしてきた私には彼女が今怒りを抱えてることを察した。
もちろん、心当たりはない。
モカ「どこ行ってたの？なんで教室じゃなかったの？」
「あー、今日モカ光成とお昼って言ってたし、どうしよっかなーと思ってたらちょうど深田と出会って一緒に食べてた。」
モカ「あー、深田ね。」
「なんか用事あった？」
モカ「ううん！もう大丈夫！それよりここ前言ったカフェなんだけどさ、、」
楽しそうに会話を広げるモカ。
深田の名前を出したとき、ほんの一瞬顔がくもったような気がした。
まぁ、私の気のせいだろう。
だってモカは、光成の彼女なんだから。
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このあ(プロフ) - たんどりーちきんさん» 確認不足でした…。ご報告ありがとうございます！ (2022年3月28日 17時) (
レス) id: d78cea6100 (このIDを非表示/違反報告)
たんどりーちきん(プロフ) - オ リ ジ ナ ル フ ラ グ 立ってますよー 作品は面白かったです！頑張ってください！ (2022年3月27日 12時) (レス) id: 35bc9d7cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このあ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/conoa_story_
作成日時：2022年3月25日 20時
