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your side
あの日から私は、2人を避けた。
甘えてしまわないように。
いつからこうなったっけ。
あぁ、そうだ。モカが光成と付き合いだしてからだ。
そういえば私、光成のこと好きだったな。
色々あってすっかり忘れてしまっていたけど。
案外、自分の中で光成を忘れていることに驚いた。
では今、自分の頭の中は何で占めているのだろうか。
そんなことをぐるぐると考えていると人にぶつかってしまった。
慌てて頭を下げて通り過ぎようとするも目の前をふさがれる。
『声でないうえに、今度は目も見えなくなった？笑』
顔をあげると他クラスの女の子たちが目の前に立っていた。
「(ぶつかってしまったことは謝ります。でも、他になにか御用ですか？)」
恐る恐る筆談用のメモを突き出した。
すると、思いっきりはたかれメモが廊下の隅に飛んで行った。
『うっざ。あんたさ、声でないとか噓でしょ？』
『竜生にかまってもらいたいだけだもんねー』
『そのうえ、颯太くんはキープですか？笑』
あいにく携帯は教室で、反論ができない。
女の子たちが好き放題いうことを黙って受け止めることしかなかった。
『なんか言ったらー？笑』
『まだ声でないふり続けるの？懲りないな笑』
思い出した。この子たちはサッカー部の練習をよく見に行ってる子たち。
竜生と颯太のファンかもしれない。
モカ「A！」
うつむいて耐えているとモカが助けに来てくれた。
人通りの少ない廊下だから誰も来てくれないだろうと諦めていたため、嬉しかった。
モカ「教室、戻ろっか。」
モカに促され、教室に戻る。
さっきまで色々言っていた子たちはモカが来た途端、退散したみたい。
学校で名前が知れ渡るほどの美人はすごいなと感じた。
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このあ(プロフ) - たんどりーちきんさん» 確認不足でした…。ご報告ありがとうございます！ (2022年3月28日 17時) (
レス) id: d78cea6100 (このIDを非表示/違反報告)
たんどりーちきん(プロフ) - オ リ ジ ナ ル フ ラ グ 立ってますよー 作品は面白かったです！頑張ってください！ (2022年3月27日 12時) (レス) id: 35bc9d7cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このあ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/conoa_story_
作成日時：2022年3月25日 20時
