【名探偵コナン】有能過ぎる転生執事【男主】 (ページ42)

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第41話ページ42

…

「 Today, I came here to do a butler job! You too? Uh…that person is__」(今日は執事の仕事で来たんだ!お前も?あぁ…あの人がさぁ__)

隣からペラペラ喋りかけてくるこの男は、俺の大学時代の友人だ

名前をAlexanderと言うので、渾名は無難にAlex

何故かは分からないが俺はこいつに気に入られている

活躍する国こそ違えど、仕事まで同じ“執事”にしたらしい

おまっ……ストーカーか？

まあ、こんなハイテンションでやっていけているのが不思議だが

それなりに頭は良いので雇い所はあるんだろう

今日だって若社長のお供をしていたようだし

だが＿＿

『 Got it, that's enough……zip! 』(分かりました、もう十分なので……ッ静かに!)

少しお喋りが過ぎる

『 We are at work, aren't you? 』(私たちは仕事中なんです、分かっていますか?)

あくまでも今は、自分の主人に仕える身

私事を挟むのであれば断りをいれなければならない

そういう意味を込めて冷たく突き放したのだが

何故かそれに比例する形で笑みを深めるアレックス

あ、俺これ知ってるわ

イタズラに成功した3歳児の表情だよね

笑いが抑えられずにニヤニヤしちゃうヤツ

「Well, I received permission from our master ! 」(それなら、俺たちのご主人様に許可を得てる!)

…

うっわ、やっぱりこいつ3歳児だわ