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第35話 ページ36
コナンside
悲鳴をあげた男女は、目に見えて怯えていた
何でも、気分が悪くなった女性とそのパートナーである男性が
外の空気を吸おうとベランダに出たところで
運悪くこの死体の第1発見者になってしまったらしい
流石にこれ以上無理をさせる訳にはいかない
一応“探偵”であるおっちゃんの配慮によって
二人には別室で話を聞くことになった
良いとこあんじゃねぇかよ、おっちゃん
まだ警察が到着していない中
着々と聴取が進められる
どうやら事態は緊急を要すると判断したようだ
確かに、パーティーに来ていた人達は極限の緊張状態にある
そう
後一つでも何かを投げ入れればパニックに陥ってしまう程に
……もしかして、そうするのが犯人の狙いなのか？
会場が理性を失っている間に
また一人殺して仕舞おうとする愉快犯
パッと浮かんだ、とんでもなく不穏な言葉には見て見ぬふりをした
…
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作者名：＿名前を変える必要がある | 作成日時：2019年6月23日 16時
