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第20話 ページ21
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おはよう、諸君
鈴木朋子様ご依頼の仕事も終え、今は会社の給湯室に居る俺氏だよ
いやはや、今回はとってもヒヤヒヤした2日間だった
仕事内容を要約すると、社長夫人達のおもてなしだったのだが
どうもコナン君の周りの方は謎解きが大好きらしい
奥様は俺にお茶をいれさせる事で、その器量をはかろうとしていた
まず最初の問題は、客人の共通点である
彼らに共通するのは海外出身で日本文化に興味を持っている事
それ故に奥様が望んでいたのは、珈琲でも紅茶でも無く日本の“緑茶”
俺は気温が暑い事や彼らの出身が寒地である事も考慮して、冷たい水出し茶を選んだ
寒暖差は意外と身体に響くのである
そして極めつけは、美しいお茶菓子だ
見ても美味しい、食べても美味しい、日本の和菓子最高！
まぁ、それらを全てわかった上での行動と見せかけて
本当は俺の能力を使っただけなのだが
1回目は奥様の言葉を理解出来ずに紅茶を出して大失敗に終わったし
これは1日時空を巻き戻した後のセカンドチャレンジである
おいそこ！ズルいって言うな！
俺だって前世からの夢である【転生無双】の為に必死なのだ
これくらい許して欲しい
テストとかはイカサマ無しでちゃんと受けてたし
…
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作者名：＿名前を変える必要がある | 作成日時：2019年6月23日 16時
