第10話 ページ11
…
入学式で名前呼ばれて、『はーい』って返事するヤツあるじゃん
あのめっちゃ微笑ましいヤツね
それで俺の順番も終わり、あとは式が終わるまで待つだけだなァと肩の力を抜いた時
俺に今世紀最大の衝撃的事件が訪れたのだ
そう、それこそが今回の本題＿＿
「萩原研二！」
「はぁーい！」
……は？
「松田陣平！」
「はい！」
……は？？？
思わず真顔になってしまった俺は悪くないと思う
そっと横を盗み見ると、美形ショタが御2人鎮座なさっていた
…あ、こりゃ本人だわ
爆処組と同級生だなんて誰が予想できただろうか
しかも同じクラス
藤峰有希子がまだ活動している事から、俺が新一君より年上だと云うことは分かっていたが
こんなにピンポイントで主要人物とエンカウントするとは思ってなかった
…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ここでA君の振り返り講座〜☆
爆処組と言えば、あの降谷零の警察学校時代の同期である
長髪軟派のオニーサン萩原研二と、サングラスが似合う硬派の松田陣平
爆弾処理班のエースと持て囃されていたお二人だが
非道な犯人たちによって、爆発に巻き込まれ殉職してしまった
特に松田陣平の方は、佐藤刑事に深いトラウマを植え付けている
(佐藤刑事の想い人だったもんね、)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
……と、ここまで振り返ってみて俺はある事実に気が付いてしまった
ん、待てよ……
ということは、さ……
俺あむぴとも同い歳なんじゃね？
て言うか警察学校組全員と同い歳じゃね？
…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2044人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＿名前を変える必要がある | 作成日時：2019年6月23日 16時
