〜My story〜【鬼滅の刃】

☆分からない ページ13

Aside




『分からない…僕は、分からない。』


宇「んー。ま、いっか。てかお前、男なの。女なの？」


『は？』


急な質問に僕は目を丸くした。


なんでそれ聞くの？


『なんで？』


宇「いや、気になっただけだ。」


絶対違うだろ。


と言いたいのを抑えて


『女ですよ。』


と答えた。


宇「そうか。」


聞いてきた割には大した反応も見せず、僕の頭を撫でてきた。


その手の体温があったかくて…


頰をなにかが伝った。


宇「泣いていいんだぜ。お前はまだ子供だかんな。」


どういう理屈だよ。

そう思いながらも、

自分の目から流れ出る涙は

止まってはくれないようなので、


僕は恥ずかしながらも、宇髄さんの肩を借りて泣かせてもらった。


その後、とことんいじられて、もう絶対あいつの前で泣いてやるか。

と思ったのはまた別の話。


、

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