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というのも、
ジミンちゃんには少し前まで彼女がいた。



けど、あまりに忙しいジミンちゃんに
寂しさを募らせ離れていってしまったらしい。


彼女と別れて初めて会った時は
私の顔を見るなりポロポロと涙を流し
…ヌナぁ…と抱きついて大泣きしていた。


いつもだったらすぐさま弾き飛ばすグクも
その時ばかりはお兄ちゃんみたいな顔で
見守ってたもんね。


それからちょっとセンシティブモード。




JM「グガ〜、後でヌナ貸して?」

JK「…しょうがないですね」



どっちがお兄さんかわかんないね。笑


.
.


食事を終え洗い物を始める私の元へ
手伝いに来てくれたジミンちゃん。


ジミンちゃんタイムだね。


ヌナ貸して、とは言っても
部屋で2人でってことはしない。
そこはジミンちゃんの配慮。

グクの目が届くとこで話してくれる。



JM「ヌナはさ、ジョングガが忙しくしてて
寂しくなったりしないの?」


「寂しくないことはないよ?
いつも日本に帰るときには
帰りたくないなって寂しくなるし、

体調崩したり忙しくてしんどそうな時は
そばに居てあげられたらいいのにって。

無性に会いたくなる時もあるし
抱きしめて欲しい時もある」


JM「…辛くないの?」


「ん〜…辛いというよりもどかしい?かな。
難しいよね。
その人その人によって受け入れられるものの
大きさって違うじゃない?

会える回数は他の恋人に比べれば
すごく少ないけどね、
それを辛いと思わないくらいグクは
たくさんの愛情をくれてると思う」


JM「そっか…すごく愛して大切にしてるつもり
だったんだけど俺の愛情が足りなかったのかな…」


「ううん、
ジミンちゃんが愛情深い人だってことは
みんなが知ってる。しょうがなかったんだよ…」


JM「ジョングガやヒョンが幸せそうにしてるの
見て嬉しいし、いいな〜と思うけど
また離れていっちゃうと思うと怖いんだ…」



幸せそうにしてるの見るとイライラする、
ってならないところがジミンちゃんらしい。

本当に心優しい彼がこんなに心を痛めて
恋を怖がってる…私も胸が痛くなる。



「大丈夫だよ。
こんなに温かいジミンちゃんだもん、
きっといい人に巡り会えるよ。
その時は私にも紹介してね?
仲良くなって、忙しい彼氏を持つ同士
慰め合うから。笑」



JM「ふふ、そうだね。
ヌナが居てくれたら大丈夫そう!
ありがとうね、ヌナ」



最後はそう笑ってくれたジミンちゃん。
恋を遠ざけていた頃の私みたいにならないで欲しい。


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カナタ(プロフ) - はじめまして^^一気読みさせて頂きました!推しとのお話だったので読みはじめたらびっくり。設定も面白いですが惹きこまれる文章で読みながらドキドキしたりハラハラしたりウルウルしたり忙しかったです(笑)この作品に出会えて良かったです。もう一度最初から読みます! (2019年11月11日 0時) (レス) id: 6d0adb1fd1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最初から一気に読ませていただきました!まさかのプロポーズまでの進展とても素敵なお話をありがとうございます。続きが気になりすぎてすごく楽しみにしているのでお忙しいかと思いますが更新頑張ってください!!楽しみにしています! (2019年10月27日 1時) (レス) id: 8f1d2b6c1a (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - ゆかさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです^^*たくさん更新できるように頑張ります☆ (2019年9月30日 21時) (レス) id: 8e70ef9d50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 初めまして(^^)最初から一気に読ませていただきました。めっちゃ素敵なお話ですね(^^)続き楽しみにしてるので更新頑張ってください!! (2019年9月10日 21時) (レス) id: 93325fb7e6 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - R!さん» コメントありがとうございます!長い間このグクちゃん書いていなかったので私も何回も読み返しながらの執筆です(笑)お気遣いありがとうございますTT!気長にお付き合いいただけると嬉しいです^^* (2019年9月4日 16時) (レス) id: 8e70ef9d50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツバキ | 作成日時:2019年9月1日 23時

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