ぶいろく短編集 (ページ6)

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三宅サイド

あの日、長野くんと坂本くんが付き合って以来…俺は1人の人のことだけ考えてた…
それは、井ノ原くんの事だ…
俺は昔から好きな人には冷たくなってしまって…それで幻滅されることが多かった…
でも井ノ原くんはめげなくて…
それが俺にとって救いになった…
井「よし、着いた！！」
今日はV6で久しぶりに飲みに来た…
まぁ、俺と長野くんはお酒が飲めないんだけど毎回、岡田が酒を進めてきて…最終的には酔いが回ってしまうのだ…
お酒に酔ったら大抵何も覚えてないから今回もそうなってしまうかもしれない…

岡「健くん、ほらお酒飲みなよォ！！」
三「いらないって」
剛「健、飲めよ…長野くんも俺も飲んだんだから…」
剛がそう言い俺が長野くんの方を見ると確かに飲んでて…酔っていた…
坂本くんも飲んでるけどあの人はお酒に強いからまだ酔ってない…
流石だな…
結局無理やり岡田に飲まされた…
お酒1杯だけでもダウンするのに3杯も飲まされた…
俺はその後のことは記憶にない…

井ノ原サイド

健はやはり岡田に飲まされていた

三「ん…なんかクラクラする…」
井「健ちゃん？大丈夫？」
三「いのは…らくん？いのはらくんだぁ！！」
井「健ちゃん？俺、ずっと隣にいたよね？」
三「んふふ、井ノ原君好きぃ…」
井「…へ？」

坂「健、完全に酔ってるじゃん…」
井「もうお開きにする？」
坂「そうだな、周りの奴らもやばそうだし…」
そう坂本くんがいい俺はあたりを見渡すと長野くんも剛も酔いが回ったのか辛そうだった…
全く、岡田は…最年少なのにお酒には強いから…

それでお開きになり各それぞれ帰ることに…
健ちゃんを背負ってタクシーを呼びタクシーで健ちゃんの家に向かった…

鍵は毎回郵便ポストのした部分に固定してある…
それを取って中に入った…