Changmin～告白～9 (ページ43)

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翻弄されて　7　（私　Side）ページ43

バスタブにお湯を溜めて、漢方系の入浴剤を入れる。

お湯は熱めに設定した。

湯気がすでにもうもうと立ち込めて、そのしっとりとした温かい空気が体だけでなく心まで包んでくれるようだ。

洋風バスだから肩がお湯から出てしまうが、その分足をすっと伸ばして座れる。

ふと、思い出す。

数日前にヒデちゃんに愛されたこの体。

体力がずいぶん落ちてきてたなあ。

彼の引き締まったおなかと較べたら、ぷよぷよのぽよぽよだ。

つんつんと自分のおなかを突ついてみたりつまんでみたり。

柔柔と両方の乳房を揉んでみる。

最後に誰かに抱かれたのは4年前かぁ。

あのころのボーイフレンドにはプロポーズもされていたんだっけ。

結局私が結婚に踏み切れなくて、彼は好意を寄せられていた自分の後輩に乗り換えた。

4年間、誰もこの体に触っていなかったわけだ。

それどころかキスだって…。

だけど思いがけなくも、ヒデちゃんに抱かれて、また愛されることの喜びを思い出した。

そして一時でも不倫という関係になってしまったのに、罪悪感ちぃとも感じない、って、どういうことなんよ？？