Changmin～告白～10 (ページ40)

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必然　7　（CM　Side）ページ40

僕の人生は短いけれど、今までちゃんと生きてきた。

誰にも後ろ指を指されるようなことをしたことがない。

両親に教わった通りに、芸能界のありとあらゆる誘惑にも羽目を外すこともなく生きてきた。

仏教で因果応報・善因善果なら、どうしてこの僕がこんな苦しみを受けなくてはならないんだ？

僕だけじゃない、あの慈愛のかたまりのようなユノヒョンだって、どうしてこんなに苦しむ羽目になるのか？

実はその質問の答えは、数ヶ月前に父親からもらっていた。

「残念ながら世の中は不平等･不公平･理不尽が常なんだ。
けれど今度のことは道理も正義もこちらにあるのだから、心配するな。
ユンホとお前は言い訳せずにしっかりと立っていさえすればいい。
必ず結果として顕れる。」

頭では納得していたはずだった。

けれど、怒りや悲しみはもちろんだが、いろいろ後悔して自分を責めて、そして僕たち二人や東方神起より、自分達だけの未来を信じ選んだ3人を恨む気持ちも強かった。

今父の真意を補足してくれるようなシンさんの言葉には納得させられる。

でもこころと頭は全然別物なんだ。

いつになったら心穏やかに、父やシンさんが言ったように思えるようになるのか？

ちゃんと生き抜けるか、僕…。
そしてユノヒョン。