Changmin～告白～10 (ページ32)

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生ユノ　9　（CM　Side）ページ32

食事が終わって事務所からの車を待っている間、僕はユン氏にもう少しここにいたいと告げた。

途端に、ダメだ、と言われるのは想定内だ。

けれどもちろん僕はあきらめない。

僕たちの小声の口論を耳にしたAさんが、ちゃんと遅くならないうちに送るからと言ってくれて、しぶしぶ承諾したユン氏。

それを何とはなしに見ていたユノヒョンが、去り際に『頑張れ』と僕にささやいた。

お？

ヒョンは時々人の気持ちに鋭いところを見せるんだよなあ。

『僕のモノですからね』
とこそっと宣言をする僕。

ふふっと笑みを返すヒョン。

『チャンミン、怖いんだもの…』

…そうか、バレバレだったのか…(照)。

ヒョンに釘を刺して、少し気持ちが晴れる。

けれど、皆を見送りながら僕の横に立つAさんを見ると…。

はああ…？？

なんですか、その大きなため息は…？

なんだか夢か現かわかっていないような複雑な表情だ。

しかも自分で気づいていないなんて。

そして何か独り言を言って、僕の顔を見たとたんに、
僕も東方神起だって、やっと気がついたようなことを言う。

もう一度嫌味のひとつも言いたいような気がしたけれど、彼女にさらに自覚を促すような気がして怖くてやめた。

そのままテーブルの片付けに入る。