Changmin～告白～10 (ページ1)

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わだかまり　1　（私　Side）ページ1

翌朝は、早朝の撮影開始ということで、まだ夜が完全に明けないうちからチャンミンさんの台所で朝食の準備を始めた。

ユンさんが先に起きてきて、淹れたてのコーヒーを飲みながら、撮影所の話などをし始める。

日本食が食べたいと呼び返されたからには、と、純和風の納豆付き、味噌汁付きの朝食だ。
もちろん調子がよければたくさん食べるチャンミンさんの胃を考えて、和洋食系も加えた。

ユン氏が納豆を食べれるかどうかは、じぇんじぇん知りませんが(笑)。

「おはようございます」と起きてきたチャンミンさん。

そのまま真っ直ぐパウダールームに行く彼に会釈して、私は調理に没頭する。

私にまとわりついてとめどなく続くユンさんの話に、適当に(ごめん！)相槌を打ちながら、意識は実はチャンミンさんにしか向かっていない。

私だけでなくたぶんチャンミンさんも、夕べのことが負い目になっていて、何をしゃべればいいのかわからなくなっている、と思う…。

高校生の恋愛か？？

いや私的にはまだそこまで進展しているわけじゃないし。

と思いながらも、またあの扇情的なキスを思い出している私は、もしかしたらただの欲求不満女だったりして(涙)。