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心配ないよ ページ9

カミロ「Aはなんともないの?」






A「アタシ?大丈夫よ。何も問題ないわ」







自分の調子は悪いのに







Aに何もなくてホッとしてしまう







A「もしまたエンカントに何かあったら大変じゃない・・・?」







アルマ「・・・それはそうね。少し他の人に話を」







イサベラ「ねぇ大変!!」







珍しく慌てて部屋に入って来る







イサベラ「私が咲かせた花が全部枯れはじめてるの!」







A「嘘でしょう!?」







外に出てみると本当に花が全て枯れていた







ミラベル「Aが育てた葉っぱは何もないよ」







階段の手すりや鉢植えには、Aが植えた葉のみが残されていた







アルマ「やっぱりおかしい・・・」







A「カシータ!平気?」






心配の眼差しで壁に触れる







だがカシータは屋根瓦をカタカタ揺らしたり







ドアを開け閉めしたりと元気だった







A「どうして・・・?イサベラ、また花を咲かせられる?」







イサベラ「やってみるわ」







イサベラは好きな色の花を咲かせてみる







イサベラ「咲かせられるけど・・・すぐ枯れちゃう」







A「また奇跡の力が弱まってるのかしら」







Aは少し不安になった







自分も魔法を使えなくなったら?







A(みんなの役に立てないじゃないの・・・!)







カミロ「A?」







A「えっ・・・あぁ何?」







カミロ「大丈夫?不安そうな顔してる」







自分の頬に触れて目をつむるA







A「・・・もしアタシの力も消えかけたらどうすればいいのかしら」







そんなAの一言に、カミロは黙ってしまう







アルマ「私はエンカントの様子を見てくるわ、みんなは・・・」







アルマの話を少ししか聞かずに







カミロは人気のない場所へとAを連れていく







カミロ「A、よく聞いて。さっき言ってくれたよね・・・俺は優しい人って」







A「えぇ言った」







カミロ「Aも思いやりがある優しい人だよ。ギフトがなくても役に立てる」







A「でもアタシが引き受ける仕事は魔法を使うものばかりよ」







Aの肩に両手を置いて話を続ける







カミロ「不安にならないで。俺はAの言ってくれたことに自信を貰った。だからAも、心配しないでみんなに着いていけばいい」







優しい声でそう言った

消え行く魔法→←素のままで



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アン - コメントありがとうございます!凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください!(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アン | 作成日時:2023年12月3日 11時

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