素のままで ページ8
A｢そもそもギフトが消えるなんてそうそうないと思うし｣
カミロ｢でも子供あやすときとか、もっと身長が欲しいときとかどうすれば｣
A｢そういうところよカミロ｣
カミロは少し驚いて黙る
A｢アタシはあなたのそういうところが素敵だと思ってるの。だからね、誇りに思っていい。あなたは凄く優しい人よ｣
微笑みながらも涙を流すカミロ
A｢ギフトが無くなるのが不安なら相談して。アタシなんでもしてみせるわよ。でも変身できなくても、あなたはマドリガルなんだから｣
カミロ｢･･･ありがとう｣
A｢おいで｣
家族の愛をたくさん込めて
勢いでハグをした
A｢にしてもおかしいわね、アントニオの動物もいなくなって カミロも最近変なんて｣
カミロ｢つい何週間か前にエンカントが壊れたばかりなのに｣
A｢アタシおばあちゃんにこのこと話して来る。気持ちが落ち着いたら来て｣
微笑んで部屋を出た
カミロ｢････いやいやいや勢いだったけど顔赤くしないようにするのマジで辛いんだけど｣
序盤でお教えした通り、カミロはAが好きなのである
カミロ｢将来的にAも嫁入りって考えるとなんか･･･いや、Aが幸せならそれで｣
何故だか心にモヤが掛かったような
そんな気持ちになる
カミロ｢俺はAが幸せになってくれればいいんだよ｣
スッキリしない答えにイラつきながらも
Aのもとへ向かった
A｢あっカミロ！大丈夫？｣
カミロ｢うん。で、どこまで話した？｣
アルマ｢あなたの調子が良くないって聞いてるわ｣
心配の表情でカミロを見つめる
カミロ｢あぁ、変身するのに少し時間が掛かるようになったんだ｣
ペパ｢えっ!?大丈夫なの？｣
通りすがりで聞いていたペパが声を上げる
カミロ｢体調は問題ないんだけど･･･最近変じゃない？アントニオも俺も｣
アルマ｢まだ2人だけとなるとわからないわ。しばらく様子を見て対処しましょう｣
だがカミロが心配だったのは
Aのギフトが消えないかどうかだった
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アン - コメントありがとうございます！凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (
レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください！(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アン | 作成日時：2023年12月3日 11時
