心配が消えない ページ5
アルマが知らせることを全て言い終え
朝食も終わった後
A「ペパおばさん、アントニオ捜しに行きましょう」
ペパ「・・・そうね」
いざ捜しに行くとなっても
心配は消えなかった
A「大丈夫よ。他にも手伝ってくれる人はたくさんいるわ」
ミラベル「私は行くよ、力になりたい」
ミラベルはペパの肩に優しく触れた
ミラベル「他には?ほらほら〜、アントニオの救世主!」
A「フフッ、じゃあドロレスにも来てもらおうかしら」
ドロレス「任せて」
いつもよりしっかりとした返事をし、Aの隣に立った
A「ママ、もし良かったら何人かと料理を作ってくれないかしら」
フリエッタ「えぇいいわよ」
朝から何も食べていないアントニオに
帰ってきたときのご飯を作ってもらおうと思ったA
フリエッタ「ならイサベラとアグスティン・・・あとママ。手伝ってくれる?」
フリエッタにそう言われると、3人は頷いた
A「あとは?残ってる人たちは何したいかしら」
ペパ「ていうかフェリックスとカミロは来るわよね?」
カミロ「もちろん行くよ、そんなに圧かけられなくても」
アントニオの父と兄でしょと思いっ切り圧をかけるペパ
だがフェリックスは少々怖いようで
フェリックス「逆に息子の安否を直で確認する方が怖くないか?」
A「直接見に行って嫌な結末だったら怖いってこと?」
フェリックスは首を縦に振った
ペパ「ありえないでしょ!家族なら家族を愛するっていうのは常識でしょう!?」
フェリックス「家族を愛するなら俺の気遣いもしてくれよ!」
A「ストップ!・・・確かに家族は家族を愛する、当たり前のことよね」
ちょっとした喧嘩を静かに止めた
A「だったらフェリックスおじさんはカシータで料理を作ってればいいわ」
フェリックス「いいのか?」
A「いいの。だってお腹を空かせてるアントニオの料理を作る、これだって家族のためにやることでしょう?」
その言葉にフェリックスは胸を撫で下ろす
A「いいでしょうペパおばさん」
ペパ「・・・Aがそう言うなら」
ペパは少し困り顔で頷いた
51人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アン - コメントありがとうございます!凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください!(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アン | 作成日時:2023年12月3日 11時