怪しい手 ページ39
A｢いよいよ今日ね･･･サニーと話を｣
カミロ｢おばあちゃんも隣に座っている中で･･･｣
ミラベル｢緊張してる？｣
A｢してるに決まってるわ!!｣
だって怪しい人と話すんだもん
A｢もしホントにヤバい人だったらどうするの？｣
カミロ｢山の割れ目から逃げる｣
A｢そんな遠くまで行くか･･･｣
カミロ｢まぁ軽く隠れればいいでしょ。にしても｣
カミロはよく晴れた青空を見つめる
カミロ(俺がAを好きになった日によく似てる空･･･)
ミラベル｢ねぇカミロ、Aのこと好きなんじゃ｣
カミロ｢おいもうちょい小さい声で話してくれよ･･･｣
普通にAに聞こえそうな声でミラベルは言った
ミラベル｢あーゴメン。でも･･･いいの？サニーに譲っちゃって｣
カミロ｢ダメに決まってるだろ。アイツがおかしいのはミラベルもわかってるんだろう？｣
ミラベル｢もう1回話してみないとわかんないよ。カミロも様子観察してみようよ｣
という訳で2人はサニーをこっそり見てみることに
サニー｢やぁAさん｣
A｢あぁこんにちは。･･･えっと･･･｣
アルマ｢2人とも、こっちよ｣
アルマが手招きする方角は
ダイニングだった
アルマ｢サニー、今日は来てくれてありがとう｣
サニー｢いいえとんでもない。何せAさんのためですし｣
ﾂｷｯ
A｢ｯ･･･(今痛くなった･･･！)え、えぇそうね｣
だんだんとAはフワフワしてくる
A(ダメだ･･･サニーの横顔が綺麗に見える･･･)
隣に座っているサニーが、さっきより格好よく見えるのだ
サニー｢これからは出掛けて信頼を深めたりしようと･･･。ね、Aさん｣
A｢もちろんよ、お誘いありがとう｣
そう返事をするAを見て
サニーは不適な笑みを浮かべる
カミロ｢そんな･･･Aがあんな返事するわけない｣
ミラベル｢カミロ見て、サニーの手･･･！｣
何やら親指を他の指で包んで力を目一杯入れている
ミラベル｢あれ私と話してるときもやってたよ｣
カミロ｢あの野郎、絶対正体突き止めてやる｣
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アン - コメントありがとうございます！凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (
レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください！(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アン | 作成日時：2023年12月3日 11時
