ぶつかった ページ35
カミロ｢ﾊｧ･･･なんで逃げたんだろ俺･･･｣
少し息を切らしながら呟く
カミロ｢でも俺はAのいとこだぞ？あくまでも･･･同じマドリガル家なんだ｣
ﾄﾞﾝｯ
カミロ｢あっすみませ･･･ん？｣
？｢やぁ｣
高身長な男性とぶつかった
サニー｢始めましてだよね？僕サニーって言うんだけど｣
カミロ｢あぁうん･･･(よりによって今!?偶然過ぎるだろ･･･)俺カミロ･マドリガル｣
サニー｢マドリガルってことはAさんのご家族か｣
カミロはコクッと頷くが、身長が高すぎる
スラッとしていて近くで見ると顔立ちもまぁまぁいい
指はマジシャンの様に綺麗で長かった
カミロ(悔しい･･･なんか負けた気がしてならない)
サニー｢それでその･･･Aさんとは仲良しなの？｣
カミロ｢まぁね。いとこ･･･だし｣
サニー｢そうなのか。なら少し教えてよ、Aさんのこと｣
知らずに婚約しに行ったのかよとつこっみたくなるカミロ
そんな気持ちをグッと堪えて
カミロ｢いいよ、結構詳しいから｣
仕方なく教えてあげることに
カミロ｢凄い優しい人なのは知ってるでしょ？ちょっとは話してるだろうし｣
サニー｢もちろん。そこが1番惹かれたポイントかな〜｣
カミロ｢あとは料理が得意で面倒見も良くて、姉妹とも仲がいい｣
Aのいいところなんて死ぬほど出てくる
そんな今が辛くてたまらなかった
カミロ｢ていうかなんでそんな･･･スタイルいいの？｣
サニー｢ハハッ、凄いど直球に聞くね。まぁ生れつきだと思うよ｣
悪気がないのはわかってる･･･でも
やっぱり負けている！何かに!!!
サニー｢･･･君、何か不満があるの？｣
カミロ｢ん･･･？｣
サニー｢なんか話しててわかる。オーラがどす黒い｣
どす黒いまで言うか!?と思ったカミロだが
不満に思っているのは合っている
サニー｢違ったらすまないんだけど･･･僕のことよく思っていないでしょ？｣
カミロ｢思ってないさ！どこ見たらそうなるんだよ｣
サニー｢『心』だよ。嫉妬の心と僕への不満で塗りたくられてる｣
そう言っているサニーの瞳は
少し恐ろしかった
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アン - コメントありがとうございます！凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (
レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください！(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アン | 作成日時：2023年12月3日 11時
