風邪っぴきカミロ ページ28
カミロ「A!」
A「あぁごめんなさい、いきなり入ったりして」
カミロがよく使っている小さなテーブルにアレパを置いた
カミロ「いやいいんだ。でも・・・ホントにみんなが体調崩したら」
A「普通の風邪ならまだしも病気とかだったらおしまいよ」
カミロ「とにかく俺の風邪を治そう」
冷静に考えてそれが1番優先するべきことだ
A「着替え面倒ならポンチョだけ脱いで置いといて。あと楽な体制でいてよ」
ペパ「ねぇカミロ!!!体調平気!?」
カミロ「マ、ママ・・・。まぁ軽い風邪だよ」
A「えぇ。まともに話せてるし」
ペパを安心させる様にニッコリとして言った
ペパ「ハァ・・・よかった・・・A、実はこの後忙しくって・・・看病頼んでも」
A「当たり前でしょっ」
言い終える前に返事をした
ペパ「ありがとうA!」
A「どういたしまして〜」
すんなりペパは部屋を出て行った
カミロ(Aすぐ受け入れてくれた・・・これって脈あり・・・!?)
A「どうかしたの、カミロ」
カミロ「あっ、いやなんでも・・・////」
少し顔が赤いのがAにばれていた様だ
カミロ「ゲホッ・・・」
A「あら咳?待ってて、薬持ってくる。アレパ食べてて」
Aが薬を取りに行った後、すぐにアレパに手を付けた
カミロ「美味しい」
ミラベル「気に入った〜?」
カミロ「うわ!?ミラベル・・・!ノックしてくれよ!」
驚いてまた数回咳込んだ
ミラベル「ゴメンって。でもそのアレパ、Aが作ったんだよ」
カミロ「えっ・・・」
ミラベル「味付けもいつもと少し変わってるの。美味しいでしょ」
ちょっと押し付け気味だったが、カミロは当たり前の様に
カミロ「もちろん美味しい」
アレパを頬張りながら言った
ミラベル(なんか・・・コイツもどかしい・・・!!)
そんなカミロをじっと見つめてから
ミラベルは部屋を出た
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アン - コメントありがとうございます!凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください!(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アン | 作成日時:2023年12月3日 11時