検索窓
今日:39 hit、昨日:55 hit、合計:5,591 hit

寝れん ページ23

A「さてと、着替えたし・・・寝よう」







Aは自分の部屋のベッドに腰掛ける







A「あんなに任せてって言っておいて大丈夫かしら?上手くいかなかったらどうしよう」







そう思いながらもベッドに入った







A「でもなんとかなるわよね、カミロも・・・みんな協力してくれるんだし」







ひとりじゃない







そう実感しながら寝ようとした







A「・・・・あら?」







時計がものすごくゆっくりに感じる







11時に布団に入ったつもりなのに







もう12時を回り、それでもAは寝れていなかった







A「どうして寝れないの!?ちゃんといつもの時間に起きたはずなのに・・・」







Aは呆れながら自分の部屋を出た







A(あー・・・星綺麗だな〜)







星を眺めて、外の柵に体重をかける







A「あ、流れ星」







そう言った後







また流れ星が3つ流れた







カミロ「A?」







A「うおっ!?・・・あぁカミロ」







いきなり背後から声を掛けてきたのはカミロだった







カミロ「どうしたの?こんな時間に」







A「いや〜・・・眠れなくて。ってそう言ってるカミロも」







カミロ「俺も寝れないだけだよ」







A「フフ、それは偶然ね」







月明かりにだけ照らされるAの笑顔に







カミロは少しの間見とれていた







A「なんで寝れないのかしらね」







カミロ「その・・・不安なんじゃない?」







その言葉に、Aは首を傾げる







カミロ「いきなり大きいこと任されて不安だったりしないの?」







A「うーん・・・みんなを手伝ったり助けたりするのは慣れてるし、凄く不安ってわけじゃない。でも」







カミロ「俺はAが壊れちゃわないか不安だよ」







A「・・・不安にさせてごめんなさい」







目を合わせずに謝るA







カミロ「なんで謝るのさ!Aは何も」







A「でもね・・・カミロの言う通り不安なのかもしれないって思う」







カミロは話すのをすぐにやめた







A「だって家族のみんなが大変な思いしてるの。もしみんなを救えなかったら?みんなのギフトがないままになっちゃったら?そうなったらアタシ」







カミロ「Aなら絶対できる」







力強い瞳でAに言った

変な夜→←任せたぞ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アン - コメントありがとうございます!凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください!(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アン | 作成日時:2023年12月3日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。