寝れん ページ23
A「さてと、着替えたし・・・寝よう」
Aは自分の部屋のベッドに腰掛ける
A「あんなに任せてって言っておいて大丈夫かしら?上手くいかなかったらどうしよう」
そう思いながらもベッドに入った
A「でもなんとかなるわよね、カミロも・・・みんな協力してくれるんだし」
ひとりじゃない
そう実感しながら寝ようとした
A「・・・・あら?」
時計がものすごくゆっくりに感じる
11時に布団に入ったつもりなのに
もう12時を回り、それでもAは寝れていなかった
A「どうして寝れないの!?ちゃんといつもの時間に起きたはずなのに・・・」
Aは呆れながら自分の部屋を出た
A(あー・・・星綺麗だな〜)
星を眺めて、外の柵に体重をかける
A「あ、流れ星」
そう言った後
また流れ星が3つ流れた
カミロ「A?」
A「うおっ!?・・・あぁカミロ」
いきなり背後から声を掛けてきたのはカミロだった
カミロ「どうしたの?こんな時間に」
A「いや〜・・・眠れなくて。ってそう言ってるカミロも」
カミロ「俺も寝れないだけだよ」
A「フフ、それは偶然ね」
月明かりにだけ照らされるAの笑顔に
カミロは少しの間見とれていた
A「なんで寝れないのかしらね」
カミロ「その・・・不安なんじゃない?」
その言葉に、Aは首を傾げる
カミロ「いきなり大きいこと任されて不安だったりしないの?」
A「うーん・・・みんなを手伝ったり助けたりするのは慣れてるし、凄く不安ってわけじゃない。でも」
カミロ「俺はAが壊れちゃわないか不安だよ」
A「・・・不安にさせてごめんなさい」
目を合わせずに謝るA
カミロ「なんで謝るのさ!Aは何も」
A「でもね・・・カミロの言う通り不安なのかもしれないって思う」
カミロは話すのをすぐにやめた
A「だって家族のみんなが大変な思いしてるの。もしみんなを救えなかったら?みんなのギフトがないままになっちゃったら?そうなったらアタシ」
カミロ「Aなら絶対できる」
力強い瞳でAに言った
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アン - コメントありがとうございます!凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください!(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アン | 作成日時:2023年12月3日 11時