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悪化する状況 ページ19

A「スゥ・・・」







Aは大地を動かし








チーターを閉じ込める大きな檻を作った








チーター「グアアアアッ」








A「・・・これ、嗅いでごらん」








ハーブを出してチーターに嗅がせる








A「危なくないわよ。アントニオのいとこなの」








チーターは少し怯えながらも








ハーブの香りを嗅いでみた








チーター「・・・グルルルルル・・・」








A「え、ダメ・・・?」








チーター「グアァァアァッ!!!!!」








A「うっ!?ねぇ傷付けたくないの!お願い・・・!!」








ピシッ







部屋に響いた小さな銃声








チーターはAの目の前で倒れていた








A「ハァ・・・何が起こって」








カミロ「A!!っ平気!?」








A「怪我はないけど・・・」








Aはぐったりとしているチーターに目をやる








A「この子に何かしたの?」








カミロ「麻酔銃を撃っただけ。心配しないで」








でも、Aは抑えられなかった








瞳から1粒の雫が零れる








A「アタシの力であの子を・・・アントニオを助けてあげたかったのにッ・・・」








アントニオもゆっくりと部屋に入ってくる








A「ホントに頼りないわよね、心配かけてごめんなさい」








カミロ「謝らないでよ。アントニオも俺も、Aも無事だったんだよ?俺はそれだけで安心してる」








アントニオ「命懸けで助けてくれてありがとう」








泣きながらも、Aは2人に微笑んだ








フリエッタ「A!凄い音がしたわ、大丈夫?」








A「えぇ大丈夫。でも無理したかも」








やっと無理していることを自覚したA








フリエッタ「なら休みましょ。そろそろ夕飯が出来上がるわ」








カミロ「やった、お腹すいた」








フリエッタ「カミロのためにアレパ多めに作ったから」








A「あらよかったわねカミロ」








Aはカミロに肘鉄砲を食らわした








アントニオ「ねぇ見て、フリエッタおばさん。Aが作ってくれたの」








フリエッタ「まぁよくできてるわね!蛇のぬいぐるみ?」








A「そうよ。今はいなくなっちゃってるけど、絶対また会うって約束として作ってあげたの」








アントニオが喜んでくれて








Aはとても嬉しかった

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アン - コメントありがとうございます!凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください!(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アン | 作成日時:2023年12月3日 11時

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