なんか様子がおかしいから ページ11
A｢別になんでもないわ。みんなが心配だから変なだけよ｣
ミラベル｢ホントに？｣
A｢ホント！じゃあアタシは行くから｣
行くってどこに･･･と思いながらも
Aは1度カシータに戻った
A(う”ーん･･･どうしようこれから。あと少しでミラベルにばれるところだったわ)
フリエッタ｢ねぇA、大丈夫なの？｣
A｢わっ･･･ママ。平気だって。ミラベルに様子が変だって聞いたの？｣
フリエッタ｢そうね、今さっき聞いた。最近無理しすぎてる様だし｣
一息おいてAは言った
A｢大丈夫よ、ていうか無理なんてしてないわよ｣
アグスティン｢無理してる人っていうのは無理してる自覚がないんだよ｣
A｢パパ？いつの間に｣
いつものテンションで話に入ってきたアグスティン
A｢でも無理って言ったって、何も無理なんて｣
フリエッタ｢朝から仕事をしすぎたりしてるじゃないの｣
A｢それはミラベルやカミロとか、ママだって朝から仕事たくさんしてるわ。町の人から頼りにされてるのよ｣
アグスティン｢Aは人一倍仕事をしてるさ。だから心配なんだよ｣
Aは本当に無理している自覚はない
A｢町のみんながアタシを便利だと思ってるから、アタシもその分働かないといけないの。疲れてないから無理って言わないと思うわ｣
フリエッタとアグスティンは、これ以上は言わない方がいいと判断したからか、ゆっくりと頷いた
フリエッタ｢わかったわ、私たちはAがただ心配なだけだから。今は部屋でゆっくりしてて｣
A｢･･･えぇ｣
両親の悲しい視線を背に向け
Aは部屋に向かって歩いた
A｢ﾊｧ･･･アタシさっき変なこと言ったりしてないかしら｣
カミロ｢言ってなかった｣
A｢えっカミロ｣
カミロ｢聞いてた、さっきの話。でも1個だけ･･･言ってたかも｣
その言葉に驚くA
A｢嘘でしょ、ママやパパが傷つく様なこと言っちゃったかしら･･･｣
カミロ｢ううん違うよ。･･･Aは『便利』じゃないと思うなって｣
A｢･･･え？使えないって？｣
カミロ｢そういうことじゃない｣
便利とは
目的を果たすのに都合がいいこと、うまく役に立つこと
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アン - コメントありがとうございます！凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (
レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください！(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アン | 作成日時：2023年12月3日 11時
