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Chapter 31 【雪那々】 ページ32

ともside
ーーー

あの爆発音がなった頃からもう30分以上は経っただろうか。


俺たちはあの部屋から少し離れたところにいた。


俺の頭の中はもうぐちゃぐちゃだった。


一度に2人のなかまを失った悲しみで。____



俺はそれをかき消そうと、一度頭の中を整理する。


今生き残っているのは、

俺(赤髪のとも)
watoさん
アイクさん
鳥ちゃん

の4人。


出会ってないあかがみんメンバーは残り、

showさん
クミさん

の2人。


どこにいるんだろう…あの2人は…


あと2人も出会ってないとなると、かなりの部屋を探索できていないことになる。









…まだ脱出には時間がかかりそうだな。


でも、早くでないとあの少女のせいで俺たちは全滅しかねない。




____「必ず生きてください。」




最期に2人の言った言葉が蘇ってくる。



そうだ。生きなきゃいけない。前に進まなきゃいけない。



俺は、そう思い起こして立ち上がった。



そして、もう諦めましょう?と言いたげなその3人の瞳を見ながら言った。



「…行こう…脱出しよう…この館から…俺たちは…行かなきゃならない…あの2人のためにも、ちゃみんのためにも…」


「「「ともさん…」」」


「…みんなが行かなくても、俺は行く。…無駄に…したく…ないから。」


「「「…………」」」


俯くみんなをじっと見つめる。
すると、2人が順番に立ち上がっていった。


「…わかりました…ともさんはそうと決めたら聞かない人ですから…」

「アイクさん…」


「…ほんとにそうですよ。」

「鳥ちゃん…」


2人は互いに顔を見合わせて頷いた。


「watoさん…行こう?」


watoさんは、俺たちに背を向けて俯きながら言った。


「だって…もう耐えられんよ…こんなの…もう見たくないんや…目の前で…仲間を失って…いきたくないんや…」


「watoさん…俺ももう耐えられないよ。でも、ずっとここにいても…目の前で仲間がコロされる。なら、前に…先に進まなきゃいけない…だから、行こう?」



俺は今言える最善の言葉を必死に並べて言った。


すると、watoさんがゆっくりと立ち上がってこっちを向いた。


「…そやな…ありがとう…ともさん…」


その目に浮かぶ涙は、

辛くて…









儚くて…









切なかった。


ーーー
なんか最後恋愛の終わり方やんな…笑

またまたまた長文ごめんです…

博へ伝言:
昨日の話の流れ切っちゃったからそれから始めてもらえると嬉しい。
次頑張って!

Chapter 32 【博@】→←Chapter 30 【博@】挿絵あり



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雪那々(プロフ) - ハカタさん» すみません…博が直してくれたそうです…ご指摘ありがとうございます。 (2018年9月9日 12時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - ハカタさん» ハカタさんいつもありがとうございます!そーですね、時間かけて良いの書こうと思います(ノ´∀`*) (2018年8月26日 9時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 作品に時間をかけるというのはとってもいいことだと思います!私なんて15分ぐらいで考えてまた最終的に書き直すというアホみたいなことしてますから...更新楽しみに待ってます! (2018年8月23日 20時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - 雪那々さん» そしてお前は何を言っとるんや……w (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - もちづき@さん» うええええええ!!!??ありがとうごぜえやす(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァ (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:博@・雪那々 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016  
作成日時:2018年8月9日 13時

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