Cherie Girl. 【Ryosuke＆Daiki】

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｢…はぁ、｣




あれから数週間。

数週間だよ、皆の諸軍。





スマホの電源入れても、ひまわりの種食べてるハムちゃんのプラトンが映るだけで何にも表示されない画面にため息をつきたくなる。







慧｢Aさ、なんか女の子みたいに見えるんだけど。笑｣


｢…はい？｣





あーきっと、プラトンは愛しの秀作という人に
ほっぺスリスリされてんだろな。






慧｢え、ガチトーンやめよ、笑｣

｢いや、ちゃんが変な事言うからでしょ。｣






とうとう愛想尽かされちゃったのかな、私。

まぁ…こんな私だしね。しょうがない気もするけど。







慧｢いくら辛くてもネガティブ発言はダメですよ、Aさん。｣





こら。って長くて綺麗な人差し指が私の頭を優しくつつく。





｢…ちゃんは羨ましいよ。
悩みなさそうで｣


慧｢ぁははっ、笑
そんなふうに見られてたの、俺笑｣





つらーって言う割に笑顔の ちゃんは今日も掴みどころがない。






慧｢…大ちゃんだってね。Aみたいに悩んでんだよ？｣





悩むって、なにを。





慧｢Aに好きな人がいるってまだ誤解してるし。
あとはまぁ…勉強？笑｣





あ、そうだ。

あの日解こうとした誤解まだそのまんまだ。





｢勉強って、笑 確かに有岡おバカだもんね笑｣

慧｢あ、笑った？大ちゃんに言ってやろー笑｣

｢やめてよ、あほ。笑｣





ちゃんの肩を軽く叩くとニッて歯を覗かしながら、ほらその調子って笑う。





｢え？｣



慧｢大ちゃんに、思いっきり言いたいことぶつけるんだよ。｣









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