Cherie Girl. 【Ryosuke＆Daiki】

#29 ページ29

・








涼介｢ここでポイントなのは、これ。
リップブラシを使うことね？｣

｢リップブラシ…｣

涼介｢そ。あとは唇の皺、まぁつまり
縦に合わせて塗るってのも長くもたせるコツ。｣


｢へ、へー…｣






この人、なんでこんな詳しいんだろ。


女子である私より遥かに女子力が高い山田を見てると普通に女の子をやめたくなる…笑






涼介｢んで、余分な脂を取る。
ティッシュとかで軽く抑えるだけでおっけーだから。｣






とんとん、って優しく拭き取った山田はドヤ顔して




涼介｢最後に、これを塗るわけですよAさん｣


｢あっ、最後なんだ…仕上げみたいってことか｣


涼介｢そーそ。これもテキトーに塗るんじゃなくて
真ん中から右、左って伸ばしてくわけね。｣





はぁー、勉強になります、山田さん。


これを毎日一人でやってる女の子ってやっぱりすごいなぁ、。






涼介｢まっ、これは初心者向けのやつだし
いくらガサツちゃんの(名字)も練習すればできるもんよ｣



｢えっ、これで初心者向け…なの、笑｣



涼介｢ん、時間もいい感じだな。｣







鏡で確認してみ？って色々片付けながら山田が呟く。






｢わぁ…な、なんじゃこりゃ…｣


涼介｢ふっ、間抜けな顔笑

それと、これ。参考までに。｣



プイって無愛想に渡されたさっきのもの。





｢えっ、くれるの、？｣


涼介｢ま、俺使わねーし。笑
元々、お前のために買ったって感じだから｣


｢何から何まで、なんかありがとね？｣


涼介｢またなんか奢ってもらうから別にいいけど。笑｣



｢え｣









★評価お願いしますー！( *´艸`)

#30→←#28

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す