【名探偵コナン】愛錠第2錠【安室透/降谷零】 (ページ31)

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第76錠-③- ページ31

あれから数時間

しばらく待っても依頼人は来ない

安室『もしかしたら、この近辺にコロンボという店が他にもあるとか？』

小五郎『ねぇよ』

安室『会う場所をここに変えようというメールに

OKの返事はしたんですよね？』

小五郎『ああ！すぐに返信したし

『ここで待ってる』ってメールもさっきから何度も送ったけど、返事が来ねぇんだよ』

安室さんの言葉を、小五郎さんは携帯を見ながらバッサリ否定した

と、小五郎さんが「ん？」と何かに気づいた

小五郎『昨夜来た依頼人のメールとさっきのメール

アドレスが違ってるなぁ』

コナン『え？』

蘭『ひよっとして自分の携帯が充電中とかで

友達の携帯借りて慌ててさっきのメール送ってきたんじゃない？』

安室『そして、その友人は携帯の電源を切ってしまったとか？』

小五郎『おいおい、OKの返信したのさっきのメールアドレスだぞ！？』

コナン『だったらＯＫの返事が来てるのを知らずに待ってるかもね

最初の約束通り、探偵事務所で』

という事で、小五郎さんたちは急いで帰る羽目になり

私も長居するつもりはなく一緒に店を出た

A『じゃあ私も帰りますね』

蘭『あ、はい！それじゃあ…

『えぇぇ！Aさん行っちゃうの！僕まだAさんとお話したいのに！』

っコナンくん！わがまま言っちゃダメよ』

コナンくんは私の服を掴み言うけど、それは蘭ちゃんによって止められた

コナンくんのこと子どもだっては分かるけど

何だか今は演じてるっていうか

あぁ、安室さんといいコナンくんといい

私最近人のこと疑ってばかりだな

A『…』

蘭『Aさん？』

A『ぁ！いや、お邪魔じゃなければ行こうかな』

コナン『ほんと？やったぁぁ！』

コナンくんは上機嫌に歩いて行く

まあ子どもの心を裏切るわけにはいかないか

そう思い、私も探偵事務所へ一緒に行く

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夜想曲編長いー笑